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NBA

今年のNBAドラフトの注目株!ドンチッチの軌跡を辿る“スペインバスケ界の真珠”ウスマン・ガルバ<DUNKSHOOT>

小川由紀子

2021.05.17

 ウスマンの2歳下の弟、セディックもレアルの下部組織に所属するフォワードで、彼もまた、ウスマンに勝るとも劣らない逸材と言われているのだ。“バルセロナ出身のガソル兄弟 vs レアル出身のガルバ兄弟”という相関図も、なんともキャッチーでメディア受けする。さらに7歳離れた妹のウキも、兄たちに負けないバスケの才を発揮しているというから、この先ガルバ一家が、スペインの男女バスケ界を牽引する存在になるかもしれない。

 そんなウスマンは、レアルの選手紹介によれば、コート内外でみんなの手本となるような天性のリーダーシップがある選手で、憧れの選手はカリーム・アブドゥル・ジャバー(元レイカーズほか)、というのも渋い。たしかに試合中の様子を観ていても、年齢を知らなければチーム内で最年少とは思えないほど、プレーに落ち着きと貫禄がある。
 
 また、『ESPN』のインタビューでは「自分はドレイモンド・グリーン(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)やポール・ミルサップ(デンバー・ナゲッツ)のようなプレーヤーになれると思う。よりプレーメーカー的な、ベン・シモンズ(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)やヤニス・アテトクンボ(ミルウォーキー・バックス)のような選手になりたい」と話している。

 レアルではセンターだが、身長は203cmとパワーフォワード並。リバウンドやブロック、そして垂直跳びからダンクできる驚異的なバネが大きな武器で、さらにエフェス戦では身長が20cmも違うシェーン・ラーキンの低空ドリブルをインターセプトするような身のこなしも併せ持つ。常にエネルギー全開で、身体を張ったディフェンス力も非常に高い。

 本人が課題に挙げているのはシュート、とりわけフリースローとアウトサイドジャンパーの成功率を上げること。今季のACBリーグでのフリースロー成功率が66%、2ポイントシュートは56%、3ポイントシュートは32%。とりわけビッグマンにも高いシュート力が求められる昨今だけに、シューティングには磨きをかけたいところだ。
 
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