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NBA

点取り屋のウォーカー、名シューターのアレン、リバウンド王ドラモンドらを輩出したコネティカット大の最強メンバーは?<DUNKSHOOT>

出野哲也

2021.05.19

【シューティングガード】
レイ・アレン

1975年7月20日生。196センチ・93キロ
カレッジ成績:101試合、平均19.0点、6.0リバウンド、2.4アシスト
NBA成績:1300試合、平均18.9点、4.1リバウンド、3.4アシスト

 殿堂入りも果たしている、Uコン史上最高のNBA選手。96年のドラフト5位でミネソタ・ティンバーウルブズに指名され、直後にトレードでミルウォーキー・バックスへ移籍。高い身体能力と正確なシュート力、そして試合前に必ず300本のシュートを打つ練習熱心さを併せ持ち、1999-2000シーズンから8年続けて平均20点以上。シアトル・スーパーソニックス(現オクラホマシティ・サンダー)在籍時の06-07シーズンに自己最多の26.4点をマークした。

 続く07-08シーズンにセルティックスへ移籍して記録は途絶えたが、代わりにチャンピオンリングを獲得。マイアミ・ヒート時代の13年に2度目の優勝、ファイナル第6戦の最終盤でねじ込んだ奇跡的な同点弾は、10年代最高のシュートと見なす人も多い。02、03、06年の3回3ポイント成功数で1位となり、通算2973本も史上1位になっている。
 
【スモールフォワード】
ルディ・ゲイ

1986年8月17日生。203センチ・113キロ
カレッジ成績:64試合、平均13.6点、5.9リバウンド、1.8アシスト
NBA成績:1009試合、平均16.8点、5.8リバウンド、2.1アシスト

 高校時代から全国的に注目され、同級生の多くが直接NBAへ進むなかでUコンへ進学。06年のドラフト8位でヒューストン・ロケッツが指名、直後のトレードでメンフィス・グリズリーズへ移った。

 攻守ともスムースかつスマートなプレーで、2年目には平均20.1点をマークするなど得点能力の高さを発揮し、同年から10年連続で17点以上。ただし最高でも21.1点(14-15シーズン)と、今ひとつ殻を破り切れなかったのも事実。2~3番手のスコアラーにとどまり個人賞ともほぼ無縁(オールルーキー1stチームのみ)だった。

 それでも15年間常に平均得点を2桁に乗せ続けるなど、コンスタントに数字を積み重ねた結果、通算の得点、スティール・3ポイント成功数などで史上100位以内にランクされている。SFでは万能タイプのカロン・バトラーが、ワシントン・ウィザーズ時代に2度オールスターに出場。現役最後の15-16シーズンはサクラメント・キングスでゲイとチームメイトだった。
 
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