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東京五輪

五輪4連覇を狙うアメリカ代表の“懸念材料” 。12人中11人がオールスター経験者も…<DUNKSHOOT>

杉浦大介

2021.06.30

 また、ホリデー、ミドルトン、ブッカーの3人には今季のNBAファイナル進出の可能性があり、準備不足になりそうなのも気になるところではある。ファイナルがもつれた場合、第7戦が行われるのは7月22日。アメリカ代表の初戦が行われるのは25日であり、かなり厳しいスケジュールとなる。

『ESPN』によると、ファイナルが長引いた際、代表の選手たちは終了後にプライベートジェットで東京入りするのだとか。そのやり方で日程的には何とか間に合うとしても、長いプレーオフを終えた選手たちがどれほどの疲労を抱えているかを読むのは難しい。

 7月4日からラスベガスで行なわれるトレーニングキャンプ、スペイン、オーストラリア、ナイジェリア、アルゼンチンとのエキジビションゲームにも参加できないだけに、チーム内のケミストリー養成にも支障が出かねない。12人中、最大3人がギリギリまで不在となる可能性があることが、チームにどんな影響を及ぼすかにも注目が集まる。
 
 最後にスターターを予想しておくと、リラード、ビール、テイタム、デュラント、アデバヨの5人が適任か。これまで複数の心配点を挙げてきたが、NBA最高級の選手であるデュラント、リーダーシップにも定評があるリラード、グリーンといったベテランの存在はやはり大きいはずだ。戦力が噛み合えば、圧倒的な強さで金メダルまで突っ走っても驚くべきではないのだろう。

 NBAを代表するスーパースターたちとグレッグ・ポポビッチ・ヘッドコーチが、これからどんなチームを作っていくのか。逆境を乗り越え、東京でどれだけのスーパープレーを見せてくれるのか。不安材料もあるがゆえに、今後が余計に興味深く、五輪での戦いが楽しみでもある。

文●杉浦大介

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