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NBA

不振の八村にエースと指揮官がアドバイス「ダンクを狙うべき」「ドライブ時にボールを大切に」

秋山裕之

2019.11.04

ピストンズ戦で八村とのマッチアップが予想されるモリスは、ドラフト前に似たタイプのプレーヤーとして名前が挙がった選手だ。(C)Getty Images

ピストンズ戦で八村とのマッチアップが予想されるモリスは、ドラフト前に似たタイプのプレーヤーとして名前が挙がった選手だ。(C)Getty Images

 気になる八村塁のマッチアップ選手だが、屈強な肉体を誇るマーキーフ・モリスがメインとなりそうだ。

 モリスは208㎝、111㎏の体格ながらシュートレンジが広く、ポストプレーから3ポイントまでこなすオフェンス力が魅力。過去3試合は平均13.7点をマークしており、好調ならば20得点前後を奪ってくるだろう。

 彼のバックアップにも、クリスチャン・ウッド(208㎝、97㎏)、ソン・メイカー(216㎝、100㎏)とサイズのある選手が控えている。さらにペイントエリアではドラモンドがカバーディフェンスに目を光らせているため、ウルブズ戦以上に警戒が必要かもしれない。
 ウルブズ戦でフィールドゴール成功率18.2%(2/11)にとどまり、わずか4得点に終わった八村のショットセレクションについて、ウィザーズのエース、ブラッドリー・ビールは「相手の(自分に対する)守り方をもっと把握できるようになれば、判断力も良くなるだろう。今はまだ必死だと思う。今日はタフショットが落ちたり、オープンショットが決まらない時もあった。俺もそうだけど、もっとダンクを狙わないといけないね。ブロックされすぎた。細かい部分が多いけど、どんどん学んでいって、次回は修正できるだろう」と言及した。

 ターンオーバーこそ1回に抑えたものの、ゴール下でゴーギー・ジェンにブロックを浴び、ロバート・コビントンやアンドリュー・ウィギンズにはシュートを放つ前にスナップされるなど、八村はウルブズのディフェンス陣に何度も得点チャンスを阻まれていた。

 ブルックスHCも、「ドライブした時にボールをもっと大切にしなければいけない。そこで6得点ほど取りこぼした。ルイは身体能力があるんだから、(ゴール下でブロックされた場面では)ダンクしてほしかったね。カレッジではダンクしなくていい局面でも、NBAではそうはいかない」と指摘している。
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