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NBA

「クレイジーだ」サンズの守備の要がアウォードの選定に疑問符「ペリメーターディフェンダーは軽視されている」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2022.04.09

「僕は個人的なことを話しているんじゃない。どうして一般的にガード勢が勝ち取れないのか理解できないんだ。ガード陣はオフボールスクリーンをくぐり抜けて、アイソ(アイソレーション)をガードすることもあるし、シューター陣が数多く並ぶことでスペースが広がっている中で守ることもある。そこで1対1でガードしなきゃいけない。それが当たり前になっているんだ」(ブリッジズ)

 昨季ブリッジズはオールディフェンシブチームの投票で計39ポイントを獲得したものの、DPOYでは投票数ゼロに終わった。
 
 そうしたなかで、守備職人のグリーンから絶賛されたことは本人とって嬉しかったようだ。

「ドレイモンドからそう言ってもらえて凄く嬉しかった。オンボールで守ることがどれほどタフなのか、彼はわかってくれている。投票者たちが試合をよく観てくれることを願うよ。でも僕は自分でコントロールできることをやっていくだけさ」

 アウォードの投票権を持つ関係者たちは今、候補者を選定してどの選手へ票を投じるか、頭を悩ませているに違いない。

 実際にコート上でプレーするグリーンやブリッジズの口から出た選手たちの本音が彼らに届けば、今季のDPOYの様相は変わってくるかもしれない。

文●秋山裕之(フリーライター)
 
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