優秀なリバウンダーだったジェームズ・ドナルドソンは、88年にダラス・マーベリックスでオールスターに出場。デイブ・コージンは、マイケル・ジョーダンが若手だった頃のシカゴ・ブルズの先発センター。マジック・ジョンソンと本名が同じアービン・ジョンソンは、ソニックス時代はケンプがいたため50番だったが、97年のミルウォーキー・バックス入団以降は、引退するまで9年間40番で通した。
2度のオールスターに選ばれ、キャリアのほとんどを52番で過ごしたブラッド・ミラーも、プロ入り当初のシャーロット・ホーネッツとブルズでは40番。カート・トーマスはキャリア18年間のうち、08年のソニックス時代を除いて40番を通したが、リバウンダーとしての実力以上に、そのリーダーシップが高く評価され、ニューヨーク・ニックスなど9チームを渡り歩いた。
クロアチア代表としてオリンピックに3度出場し、殿堂入りも果たしたディノ・ラジャは、NBAではボストン・セルティックスで4年間40番を背負い、平均16.7点をあげた。
現役ではユドニス・ハズレムがマイアミ・ヒート一筋で、1年目から現在まで40番をつけ続けている。41歳の大ベテランは縁の下の力持ちとして、2006、12、13年と3度の優勝を支えた。
そのほかには、ルーク(元フェニックス・サンズ)、タイラー(元キャブズほか)、コディ(ポートランド・トレイルブレイザーズ)のゼラー3兄弟、イビツァ・ズバッツ(ロサンゼルス・クリッパーズ)など、ビッグマンが多い傾向は今も変わらない。
ハリソン・バーンズ(サクラメント・キングス)も身長は203cmながら、スモールラインナップのPFを務めている。バーンズの40番は高校の先輩フレッド・ホイバーグ(元ブルズHC)に因むもので、実父ロニー・ハリスの大学時代の番号でもある。
数少ないガード/スウィングマンの背番号40では、ウィリー・アンダーソン、カルバート・チェイニーらがプロ入り直後に活躍したものの、いずれも竜頭蛇尾。マイク・マギーはショータイム時代のロサンゼルス・レイカーズのスウィングマン。マジック・ジョンソンとは同い年、同じミシガン州の大学出身という縁もあって、引退後はマジック率いるオールスターチームの一員として来日した。
文●出野哲也
※『ダンクシュート』2015年10月号掲載原稿に加筆・修正
2度のオールスターに選ばれ、キャリアのほとんどを52番で過ごしたブラッド・ミラーも、プロ入り当初のシャーロット・ホーネッツとブルズでは40番。カート・トーマスはキャリア18年間のうち、08年のソニックス時代を除いて40番を通したが、リバウンダーとしての実力以上に、そのリーダーシップが高く評価され、ニューヨーク・ニックスなど9チームを渡り歩いた。
クロアチア代表としてオリンピックに3度出場し、殿堂入りも果たしたディノ・ラジャは、NBAではボストン・セルティックスで4年間40番を背負い、平均16.7点をあげた。
現役ではユドニス・ハズレムがマイアミ・ヒート一筋で、1年目から現在まで40番をつけ続けている。41歳の大ベテランは縁の下の力持ちとして、2006、12、13年と3度の優勝を支えた。
そのほかには、ルーク(元フェニックス・サンズ)、タイラー(元キャブズほか)、コディ(ポートランド・トレイルブレイザーズ)のゼラー3兄弟、イビツァ・ズバッツ(ロサンゼルス・クリッパーズ)など、ビッグマンが多い傾向は今も変わらない。
ハリソン・バーンズ(サクラメント・キングス)も身長は203cmながら、スモールラインナップのPFを務めている。バーンズの40番は高校の先輩フレッド・ホイバーグ(元ブルズHC)に因むもので、実父ロニー・ハリスの大学時代の番号でもある。
数少ないガード/スウィングマンの背番号40では、ウィリー・アンダーソン、カルバート・チェイニーらがプロ入り直後に活躍したものの、いずれも竜頭蛇尾。マイク・マギーはショータイム時代のロサンゼルス・レイカーズのスウィングマン。マジック・ジョンソンとは同い年、同じミシガン州の大学出身という縁もあって、引退後はマジック率いるオールスターチームの一員として来日した。
文●出野哲也
※『ダンクシュート』2015年10月号掲載原稿に加筆・修正
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