■NBA黎明期から着用され、レイカーズでは名誉番号に
NBAにおいて背番号17は、リーグが創設された1946年の時点で、すでに8人が着用していた。しかし、10年以上着け続けた選手は3人しかいない。
そのうちの2人がジョン・ハブリチェックとクリス・マリンである。ハブリチェックはボストン・セルティックス一筋で16年間プレーし、オールNBAチームに11回選出された名選手。フィラデルフィア・セブンティシクサーズと対戦した1965年のプレーオフ、カンファレンス決勝第7戦で決めたスティールは、史上有数の名プレーとして語り草となっている。引退時点での出場試合数1270は1位(現在は31位)で、1978年に17番の欠番第1号となった。
マリンが17番だったのは、そのハブリチェックに憧れていたからだ。初代ドリームチームにも選ばれた左利きのスコアラーは、1990年代前半のゴールデンステイト・ウォリアーズでティム・ハーダウェイ、ミッチ・リッチモンドと“ランTMC”を結成し、6年連続で平均20点超えをマーク。通算スティール(1360)は現在も破られていない球団記録で、2012年3月に欠番となった。そのほか、アトランタ・ホークスでも一時欠番になっていた件については後述する。
ロサンゼルス・レイカーズでは、17番を欠番ではないけれども“名誉番号”として扱っている。その対象はジム・ポラード。まだチームがミネアポリスに本拠地を置いていた時代に人気を博した万能フォワードで、殿堂入りも果たしている。
彼以外にも、レイカーズの17番はリック・フォックス、アンドリュー・バイナム、昨季のデニス・シュルーダーら実力派が背負ってきた。1997年に加入したフォックスは、それまで在籍していたセルティックスに17回目の優勝を目指してほしいという理由から、そしてバイナムは自身がドラフトで指名された時の年齢に由来している。
同じくレイカーズ関連では、1960年代にヘッドコーチを務めたフレッド・シャウズ、ブッチ・ヴァンブレダ・コルフが現役時代(いずれもニューヨーク・ニックス)に17番を着用。2000年代にチームを3連覇に導いたフィル・ジャクソンも、キャリア晩年に在籍したニュージャージー(現ブルックリン)・ネッツで17番を背負った。
NBAにおいて背番号17は、リーグが創設された1946年の時点で、すでに8人が着用していた。しかし、10年以上着け続けた選手は3人しかいない。
そのうちの2人がジョン・ハブリチェックとクリス・マリンである。ハブリチェックはボストン・セルティックス一筋で16年間プレーし、オールNBAチームに11回選出された名選手。フィラデルフィア・セブンティシクサーズと対戦した1965年のプレーオフ、カンファレンス決勝第7戦で決めたスティールは、史上有数の名プレーとして語り草となっている。引退時点での出場試合数1270は1位(現在は31位)で、1978年に17番の欠番第1号となった。
マリンが17番だったのは、そのハブリチェックに憧れていたからだ。初代ドリームチームにも選ばれた左利きのスコアラーは、1990年代前半のゴールデンステイト・ウォリアーズでティム・ハーダウェイ、ミッチ・リッチモンドと“ランTMC”を結成し、6年連続で平均20点超えをマーク。通算スティール(1360)は現在も破られていない球団記録で、2012年3月に欠番となった。そのほか、アトランタ・ホークスでも一時欠番になっていた件については後述する。
ロサンゼルス・レイカーズでは、17番を欠番ではないけれども“名誉番号”として扱っている。その対象はジム・ポラード。まだチームがミネアポリスに本拠地を置いていた時代に人気を博した万能フォワードで、殿堂入りも果たしている。
彼以外にも、レイカーズの17番はリック・フォックス、アンドリュー・バイナム、昨季のデニス・シュルーダーら実力派が背負ってきた。1997年に加入したフォックスは、それまで在籍していたセルティックスに17回目の優勝を目指してほしいという理由から、そしてバイナムは自身がドラフトで指名された時の年齢に由来している。
同じくレイカーズ関連では、1960年代にヘッドコーチを務めたフレッド・シャウズ、ブッチ・ヴァンブレダ・コルフが現役時代(いずれもニューヨーク・ニックス)に17番を着用。2000年代にチームを3連覇に導いたフィル・ジャクソンも、キャリア晩年に在籍したニュージャージー(現ブルックリン)・ネッツで17番を背負った。
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