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NBA

「最初の3分間で12得点だな」シャックがゴベアへ再び“口撃”。ジャズの守護神は「動けなくしてやる」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2022.05.10

 シーズンMVPを獲得した1999-00シーズンのシャックは、平均29.7点、13.6リバウンド、3.8アシスト、3.0ブロックにフィールドゴール57.4%を残していた。

『Bleacher Report』の「シャックはゴベアではガードできないだろうと言っている」という投稿に、ゴベアは「彼を動けなくしてやる」とレスポンスしたものの、想像の世界ながらゴベアが対抗できると考える人は少ないはず。

 というのも、シャックは現役時代に216㎝・106㎏のデイビッド・ロビンソン(元サンアントニオ・スパーズ)、218㎝・111㎏のディケンベ・ムトンボ(元アトランタ・ホークスほか)というオールスターセンター相手でもペイントエリアで蹴散らしていた。
 
 211㎝・113㎏のティム・ダンカン(元スパーズ)が勝負所で奮闘していたとはいえ、ゴベアにダンカンほどの巧さはなく、ペイントエリアで対抗できるとは思えない。

 また、全盛期のシャックならば、ゴベアのオフェンスを十分抑えきることができるだろう。ジョエル・エンビード(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)や二コラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)のような万能センター相手には苦戦するかもしれないが、ゴベアには3ポイントがなく、ロングレンジショットも皆無に等しい。ペイントエリアからのドライブであれば対応可能と見るのが妥当だ。

 名レジェンドに対して、ゴベアは闘争心をむき出しにしたが、さすがにこの条件ではシャックが攻守両面で勝利するのではないだろうか。

文●秋山裕之(フリーライター)
 
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