【スモールフォワード】
ジョン・ハブリチェック
1940年4月8日生。196cm・92kg
キャリアスタッツ:1270試合(欠場33試合)、平均20.8点、6.3リバウンド、4.8アシスト
SFは鉄人級の選手が少ないので、ハブリチェックの一択だ。
オハイオ州大卒業時には、NFLのクリーブランド・ブラウンズからもドラフト指名された万能アスリート。62年にボストン・セルティックスへ入団し、同球団一筋で過ごした16年のうち8年フル出場。最も欠場数が多かった65-66シーズンでも71試合に出ており、その結果76-77シーズンにハル・グリアーの1122試合を超え、通算出場試合数の新記録を樹立した。
翌年に1270試合まで伸ばした時点で現役を退き、83-84シーズンにエルビン・ヘイズに抜かれるまで1位の座を保った。プレーオフでの通算出場試合数も、最終年に172試合としてセルティックスの先輩ビル・ラッセルを上回り、84-85シーズンまでトップを守った。
キャリアの初期はシックスマンでの出場が主だったが、69-70シーズンからは5年続けて平均40分以上プレー。70-71シーズンは45.4分も出るタフネスぶりを発揮し、平均28.9点、9.0リバウンド、7.5アシストと大活躍した。
【パワーフォワード】
カール・マローン
1963年7月24日生。206cm・113kg
キャリアスタッツ:1462試合(欠場50試合)、平均17.8点、10.0リバウンド、3.7アシスト
マローンとヘイズの鉄人度はほぼ同レベル。ヘイズは現役16年間で合計9試合休んだだけ、出場率は99.3%に及ぶ。この点だけを取り上げると、キャリア最終年に40試合休んだマローンは分が悪い。
だがヘイズが引退したのと同じ、38歳のシーズンまでを対象にすると、17年間で欠場数はまったく同じ9試合だ。さらにヘイズが現役終盤には控えに回っていたのに対し、マローンは通算1476試合のうち、ルーキーイヤーの5試合を除いてすべて先発起用。こうした点を考えると、わずかながらマローンが上だろう。
それだけのスタミナがあったのは、徹底的に鍛え抜かれた肉体を見れば誰もが納得。格闘家と見紛うほどで、実際デニス・ロッドマンともどもプロレスのリングにも上がったほどだ。まだ一般的ではなかったウェイトトレーニングを早くから取り入れ、体脂肪率5%以下をキープ。今よりはるかにフィジカルな環境だった80~90年代のインサイドを支配し、盟友ストックトンから送られるパスをゴールに配達し続けた。
ジョン・ハブリチェック
1940年4月8日生。196cm・92kg
キャリアスタッツ:1270試合(欠場33試合)、平均20.8点、6.3リバウンド、4.8アシスト
SFは鉄人級の選手が少ないので、ハブリチェックの一択だ。
オハイオ州大卒業時には、NFLのクリーブランド・ブラウンズからもドラフト指名された万能アスリート。62年にボストン・セルティックスへ入団し、同球団一筋で過ごした16年のうち8年フル出場。最も欠場数が多かった65-66シーズンでも71試合に出ており、その結果76-77シーズンにハル・グリアーの1122試合を超え、通算出場試合数の新記録を樹立した。
翌年に1270試合まで伸ばした時点で現役を退き、83-84シーズンにエルビン・ヘイズに抜かれるまで1位の座を保った。プレーオフでの通算出場試合数も、最終年に172試合としてセルティックスの先輩ビル・ラッセルを上回り、84-85シーズンまでトップを守った。
キャリアの初期はシックスマンでの出場が主だったが、69-70シーズンからは5年続けて平均40分以上プレー。70-71シーズンは45.4分も出るタフネスぶりを発揮し、平均28.9点、9.0リバウンド、7.5アシストと大活躍した。
【パワーフォワード】
カール・マローン
1963年7月24日生。206cm・113kg
キャリアスタッツ:1462試合(欠場50試合)、平均17.8点、10.0リバウンド、3.7アシスト
マローンとヘイズの鉄人度はほぼ同レベル。ヘイズは現役16年間で合計9試合休んだだけ、出場率は99.3%に及ぶ。この点だけを取り上げると、キャリア最終年に40試合休んだマローンは分が悪い。
だがヘイズが引退したのと同じ、38歳のシーズンまでを対象にすると、17年間で欠場数はまったく同じ9試合だ。さらにヘイズが現役終盤には控えに回っていたのに対し、マローンは通算1476試合のうち、ルーキーイヤーの5試合を除いてすべて先発起用。こうした点を考えると、わずかながらマローンが上だろう。
それだけのスタミナがあったのは、徹底的に鍛え抜かれた肉体を見れば誰もが納得。格闘家と見紛うほどで、実際デニス・ロッドマンともどもプロレスのリングにも上がったほどだ。まだ一般的ではなかったウェイトトレーニングを早くから取り入れ、体脂肪率5%以下をキープ。今よりはるかにフィジカルな環境だった80~90年代のインサイドを支配し、盟友ストックトンから送られるパスをゴールに配達し続けた。
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