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NBA

ドラフト3位指名から“神”になったジョーダン、7位指名でNBAの頂点に立ったカリー…“ドラ1以外”のベストチームを選定!<DUNKSHOOT>

出野哲也

2022.05.18

ジョーダン(左下)は3位、バード(右上)は6位、カリー(左上)は7位、ノビツキー(右下)はドラフト8位指名からスーパースターに成長した。(C)Getty Images

ジョーダン(左下)は3位、バード(右上)は6位、カリー(左上)は7位、ノビツキー(右下)はドラフト8位指名からスーパースターに成長した。(C)Getty Images

 1946年に創設されたNBAは、翌47年からドラフト制度を開始させ、時代によってルールを変えながら現在に至っている。

 昨年7月までに計75回のドラフトが行なわれ、その年の最高の選手が1番目に名前を呼ばれてきたが、下位指名でスーパースターに成長し、最終的に1位選手以上の成功を収めた選手も少なくない。今回は「ドラフト1位以外」の最強チームを、アメリカンスポーツに精通する識者に選んでもらった。

【ポイントガード】
ステフィン・カリー

1988年3月14日生。188cm・84kg
2009年1巡目7位
キャリアスタッツ:826試合、平均24.3点、4.6リバウンド、6.5アシスト

 ここで対象とするのは、ドラフトが現行方式となった1965年以降の指名選手。また今回は、1位とドラフト外を除く全選手と範囲が極めて広いため、「本来はPGでもSGで選出」といったことはせず、本職のポジションに絞って選んだ。

 史上最高のシューターとして、NBAの戦術を根本的に変えてしまったカリーは、デイビッドソン大から2009年7位でゴールデンステイト・ウォリアーズに入団(同年1位はブレイク・グリフィン)。その頃は、シュート力こそ卓越しているものの「サイズと身体能力が不足しているから、インサイドでは得点できそうもないし、PGのセンスにも欠けている」という辛辣な評価も聞かれた。

 実際、同年のドラフトではカリーの前に3人のPGが指名されていた。だが、結果的にその評価は短所を過大に、長所を過小に見積もりすぎていた。その他のPGではジョン・ストックトン(84年16位)、アイザイア・トーマス(80年2位)、そしてクリス・ポール(05年4位)は今もフェニックス・サンズで活躍を続けている。
 
【シューティングガード】
マイケル・ジョーダン

1963年2月17日生。198cm・98kg
1984年1巡目3位
キャリアスタッツ:1072試合、平均30.1点、6.2リバウンド、5.3アシスト

 1984年のドラフトで、シカゴ・ブルズは3位指名権を持っていた。本命のアキーム・オラジュワン(ヒューストン大)はヒューストン・ロケッツの1位指名が決まっていたので、ロッド・ソーンGM(ゼネラルマネージャー)は次善の策としてノースカロライナ大のジョーダンに狙いを定める。

 フィラデルフィア・セブンティシクサーズやダラス・マーベリックスからも指名権のトレードを申し込まれ、特にマブズはシカゴ出身の好選手マーク・アグワイアを提示してきた。この魅力的な申し出にもかかわらず、ソーンは「ジョーダンには特別な何かを感じる」として拒否。その見立てはこれ以上ないほど正確だったわけだが、ロケッツが前年の新人王に選ばれたラルフ・サンプソンを駒としていたら(実際にそのような報道があった)、トレードに応じただろうとも言っている。

 ジョーダンに次ぐSGとしては、彼の正統後継者であったコビー・ブライアント(96年13位)、ドゥエイン・ウェイド(03年5位)がいる。
 
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