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NBA

8年間で4度目のNBA制覇にカーHC「今回は最も可能性が低かった」。カリーも「これまでとは違う」と感慨<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2022.06.17

「このチームには素晴らしい選手たちがたくさんいた。なかでもステフは別格だ。彼こそがこの快進撃を作り出した張本人だ」と指揮官が絶賛したカリーは、今回の優勝を特別なものだと評していた。

「この優勝がこれまでとは違うのは確かだね。この3年間で数多くのケガ、ロースターの変更といったことがあったから。ウィグズ(ウィギンズ)がやってきて、若い選手たちがこの舞台へ舞い戻ることができるんだという信念を持ち込んで、勝つことができたんだ。

 そして今、僕たちは4つ目のチャンピオンシップを手に入れた。僕、ドレイ、クレイ、アンドレ(イグダーラ)はやり遂げたんだ。もう本当にスペシャルなことさ。これまでに費やしてきた時間と努力が報われたと思う。このチームの皆のことが誇らしいよ」

 09年のドラフトでウォリアーズから指名されたカリーは、球団を代表するフランチャイズプレーヤーとなり、さらにはNBAの顔にもなった。
 
 これまでのキャリアで、優勝4回にシーズンMVP2回、そして新たにファイナルMVPを加えたスーパースターについて、8シーズンにわたって指導してきた指揮官は最後、冗談交じりに“注文”をつけた。

「彼にはオリンピックの金メダルが欠けているね(笑)。 2024年の(パリ)オリンピックのチームへ参加することに集中すべきだと思う。彼のキャリアに欠けている最後の要素だ」

 カリーはアメリカ代表として2010年と14年のFIBAワールドカップで金メダルを獲得しているものの、意外にもオリンピックには未出場。カーはパリ五輪でアメリカ代表の指揮官を務めることが決まっているだけに、カリーに出場してもらいたい気持ちがあるのも事実かもしれない。

 もっとも、昨年9月下旬に始まったトレーニングキャンプから約9か月間も戦い続けてきた選手たちは、今は優勝の喜びをチームメイトたちや家族、友人たちと分かち合うことしか考えていないだろう。

 今秋9月30日と10月2日には、ジャパンゲームズでウォリアーズと八村塁の所属するワシントン・ウィザーズがさいたまスーパーアリーナで2試合を行なう。彼らがチャンピオンチームとして来日することを心待ちにしたい。

文●秋山裕之(フリーライター)
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