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NBA

「ライバル関係なんてない」モラントがウォリアーズとの“因縁”を否定「僕らは自分たちのゴールへ進んでいく」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2022.06.29

「前にも言ったけど、手が届く地位だね。僕らはそのことについて心配することはない。確かに、彼らはチャンピオンシップを勝ち取ったんだから、おめでとうと言いたい。でも僕らとしては、メンフィス・グリズリーズのためにここで何をしていくか、そしてリングを手に入れることにフォーカスしていかなきゃいけない」

 8年間で4度目の王座獲得となったウォリアーズは、紛れもなく現代のNBAで最高のチームを形成しており、主力の長期離脱でもない限り、来季も覇権争いの中心にいるだろう。

 モラントとしては、ウォリアーズへ対抗意識を燃やしすぎるのではなく、チームとして自分たちのやるべきことに集中していくことを強調していた。
 
「僕らにライバル関係なんてないよ。僕らはあくまで自分たちのことにフォーカスしてきた…そこから逃げたりはしない。どんなことが立ち塞がろうと、僕らは自分たちのゴールへ突き進んでいく。それに、僕らとしてはこのリーグでライバル関係にあるチームなんてないね」

 モラントはあくまでウォリアーズと敵対しているわけではないと主張。優勝という究極のゴールにたどり着くべく、一歩ずつ前へと進んでいくということなのだろう。

 ただし、今プレーオフでグリズリーズがウォリアーズに敗れたことは事実。それが来季に向けたモチベーションのひとつになっているのは間違いない。

 今季味わった悔しい思いを晴らすべく、来季に臨むモラントとグリズリーズの動向に注目だ。

文●秋山裕之(フリーライター)
 
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