一方でシェド・オスマン(キャバリアーズ)、アルペレン・シェングン(ヒューストン・ロケッツ)、フルカン・コルクマズ(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)のNBAトリオに、アメリカから帰化したポイントガードのシェーン・ラーキン(元ボストン・セルティックスほか)が加わるトルコは大会屈指のダークホースだ。この春、代表ヘッドコーチに任命されたエルギン・アタマンHC(ヘッドコーチ)も「目標は優勝」と豪語している。
アタマンHCは昨季も「アナドルー・エフェスのユーロリーグ2連覇」を公約に掲げ、見事に実現してみせた実力者。以前トルコ代表を率いた際には、2014年のワールドカップでベスト8入りを果たしている。
オスマンはこの時のメンバーで、ラーキンも言わずと知れたアナドルー・エフェスの司令塔であることから、アタマンHCのバスケットボールを実践できるメンバーは揃っている。8月12日に行なわれたスロベニアとのテストマッチも、オーバータイムに持ち込み1点差で惜敗という大健闘だった。
ラーキンが不在だったこの試合では、コルクマズがゲームハイの33得点をマークし、ゴラン・ドラギッチ(シカゴ・ブルズ/28得点)、ルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス/23得点)を上回った。ただ、スターターとベンチメンバーに力の差があるため、いかにメンバーを回すかでアタマンHCの手腕が問われそうだ。
グループCでは、アデトクンボ兄弟に加え、欧州きっての名司令塔ニック・カレイテス(元グリズリーズ)、NBA復帰が噂される若手ビッグマン、ヨルゴス・パパヤニス(元サクラメント・キングスほか)、帰化したアメリカ生まれのシューティングガード、タイラー・ドーシー(マーベリックス)らが仮ロースターに名を連ねるギリシャが、紙の上では今大会の最強軍団の一角だ。キャンプ中のテストマッチでも、スペインに一度敗れた以外は白星を重ね、順調な仕上がりを見せている。
このグループでライバルとなるのは地元イタリアとクロアチアだが、クロアチアは2016年のリオ五輪では5位と奮闘、今大会の予選でもいち早く本戦出場を決めるなど強豪の顔を見せる一方で、すでに来年のワールドカップ予選からは脱落するなど、アップダウンがあまりに激しくまったく読めないチームだ。
アタマンHCは昨季も「アナドルー・エフェスのユーロリーグ2連覇」を公約に掲げ、見事に実現してみせた実力者。以前トルコ代表を率いた際には、2014年のワールドカップでベスト8入りを果たしている。
オスマンはこの時のメンバーで、ラーキンも言わずと知れたアナドルー・エフェスの司令塔であることから、アタマンHCのバスケットボールを実践できるメンバーは揃っている。8月12日に行なわれたスロベニアとのテストマッチも、オーバータイムに持ち込み1点差で惜敗という大健闘だった。
ラーキンが不在だったこの試合では、コルクマズがゲームハイの33得点をマークし、ゴラン・ドラギッチ(シカゴ・ブルズ/28得点)、ルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス/23得点)を上回った。ただ、スターターとベンチメンバーに力の差があるため、いかにメンバーを回すかでアタマンHCの手腕が問われそうだ。
グループCでは、アデトクンボ兄弟に加え、欧州きっての名司令塔ニック・カレイテス(元グリズリーズ)、NBA復帰が噂される若手ビッグマン、ヨルゴス・パパヤニス(元サクラメント・キングスほか)、帰化したアメリカ生まれのシューティングガード、タイラー・ドーシー(マーベリックス)らが仮ロースターに名を連ねるギリシャが、紙の上では今大会の最強軍団の一角だ。キャンプ中のテストマッチでも、スペインに一度敗れた以外は白星を重ね、順調な仕上がりを見せている。
このグループでライバルとなるのは地元イタリアとクロアチアだが、クロアチアは2016年のリオ五輪では5位と奮闘、今大会の予選でもいち早く本戦出場を決めるなど強豪の顔を見せる一方で、すでに来年のワールドカップ予選からは脱落するなど、アップダウンがあまりに激しくまったく読めないチームだ。
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