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NBA

ウォリアーズのカーHCが攻守で精彩を欠く自軍に苦言「これじゃただのピックアップゲーム」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2022.10.31

 ピストンズ戦はクレイ・トンプソンが休養したとはいえ、ステフィン・カリーがゲームハイの32得点に6リバウンド、2スティール、ジョーダン・プールが30得点、4アシスト、2スティールをマーク。だが、彼ら以外で2桁得点に達したのはアンドリュー・ウィギンズ10得点)のみだった。

 ウォリアーズは1日にマイアミ・ヒート、3日にオーランド・マジック、翌4日にはニューオリンズ・ペリカンズ戦が予定されている。今後も選手たちのコンディションに注意を払いながら、何とか白星を重ねていかなければならない。

「チーム、グループとしてやっていく必要がある。我々はオフェンスでいいポゼッションを遂行し、ディフェンスになったら戻り、ファウルなしで守り切ることをつなぎ合わせようとしているところなんだ。そしてそれを何度も何度も繰り返しやっていくのさ」(カーHC)
 
 過去8年で4度リーグ制覇を成し遂げたウォリアーズにとって、プレーオフを含めるとシーズンは約8か月にも及ぶため、長丁場となることは誰もが理解しているはず。そうしたなか、チーム全体で助け合い、オフェンスではボールムーブとオフボールの動きを連係させた美しいパッシングゲーム、ディフェンスではスイッチとカバー、ヘルプを織り交ぜた強固なチームとなって、数多くの勝利を手にしてきた。

 だが「現時点ではただのピックアップゲームだ」とカーHCが話したように、完成形には程遠いということなのだろう。ここからウォリアーズがどのように巻き返していくかは見ものだ。

文●秋山裕之(フリーライター)

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