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NBA

「プレーすることにハングリーだった」ラブがキャブズとの決別の真相を告白。「彼らを応援してる」と“古巣愛”も<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2023.03.12

 ラブはチームの決断に理解を示す発言をしていたのだが、コートに立ってプレーできないことに落胆していたという。

「自然とフラストレーションになっていった。コートに出たい、ロッカールームの話し合いに入りたい、タイムアウトでチームの輪の中にいたいとね。僕にとってはすべてがあっという間に過ぎていった。僕はプレーすることに対してハングリーだったんだ。もちろん、それは本当に難しい話し合いだったけど、僕はハッピーになれてプレーもできる新たな場所を見つけることになったことをありがたく思っている」

 ラブはヒート移籍後に先発起用されており、ここまで8試合の出場で平均22.0分、7.5点、7.4リバウンド、1.8アシストを記録。フィールドゴール成功率37.5%、3ポイント成功率は23.7%と今ひとつで、シュートタッチを取り戻す必要がある。

 それでも、ラブというベテランビッグマンがフロアへスペースを作り出すことで、オールスターブレイクまで3ポイント成功率でリーグ28位の33.4%だったヒートは、ラブ加入後の直近9試合でリーグ17位の36.3%へ上昇。
 
 とはいえ、約8年半もキャブズへ在籍してきただけに、ラブは「もちろん、心のなかでは間違いなくクリーブランドにいるだろうなと思っていた。昨年が終わった後、それに今年初めの時点でもね」と、退団するとは想定していなかったと明かしていた。

 それでも、自身の現状を受け入れたうえでキャブズとのバイアウト交渉で合意に達したことで、新たな一歩を踏み出したラブ。

「見直していかなきゃいけないと感じたんだ。確かにタフなことさ。特に8年半も過ごしたんだし、シーズン途中に動くことになったんだから、今もホテル暮らしさ。けど、マイアミ・ヒートという一流の組織が僕のことを心から喜んで歓迎してくれた。それはもう信じられないほどうれしかったね」

 ラブのNBAキャリア第3章はまだ始まったばかり。バトラーやアデバヨ、ヒーローといった新たなチームメイトたち、エリック・スポールストラHCをはじめとするコーチングスタッフたちとともに、自身2度目のチャンピオンシップ獲得を目指すベテランの活躍に期待したい。

文●秋山裕之(フリーライター)

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