それ以外にも今季のキングスは、オールスターに選出されたドマンタス・サボニスがダブルダブル65回でリーグトップ、トリプルダブル14回で同2位に入ったほか、新人フォワードのキーガン・マレーが3ポイント成功数でドノバン・ミッチェル(当時ユタ・ジャズ/現クリーブランド・キャバリアーズ)が保持していた187本を大きく上回り、206本というルーキー新記録を樹立している。
現在、キングスは17年ぶりのプレーオフを戦っており、昨季覇者ゴールデンステイト・ウォリアーズとのファーストラウンド2戦を終えて2連勝。
しかし、第2戦の第4クォーターに、サボニスがリバウンド争いの際にドレイモンド・グリーンの足元へ着地し、掴んでしまったことでグリーンが激高し、胸部を踏みつけられる場面もあった。リーグはグリーンに対し20日に行なわれる第3戦の出場停止処分を科した一方、サボニスの出場は「大丈夫だろう」とブラウンHCは見ている。
シリーズ第3戦と第4戦は、ウォリアーズのホーム、チェイス・センターで開催される。敵地で2連敗を喫した王者がホームで巻き返すことが予想されるなか、ブラウンHCは選手たちへ“2つのP”を伝えたという。
「選手たちにはこう言ったんだ。『我々は2つのことをコントロールする必要がある。ひとつはフィジカリティ(Physicality)のレベル。レギュラーシーズンから高めていかなければいけない部分であり、我々はその部分で決して良いものではなかった』とね。
もうひとつ私が伝えたのは、『我々はペース(Pace)をもってプレーしなければならない』ということ。このチームは2つのPをこなしていかなきゃいけないと、私は選手たちへずっと言ってきた」
最優秀HCの下で自信をみなぎらせてプレーするキングスの選手たちは、ウォリアーズどころかウエストのどのチームにとっても脅威になっていると言えるだろう。このまま王者を押し切り、2004年以来の1回戦突破を果たせるのか。明日の第3戦はますます目が離せない展開となりそうだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
現在、キングスは17年ぶりのプレーオフを戦っており、昨季覇者ゴールデンステイト・ウォリアーズとのファーストラウンド2戦を終えて2連勝。
しかし、第2戦の第4クォーターに、サボニスがリバウンド争いの際にドレイモンド・グリーンの足元へ着地し、掴んでしまったことでグリーンが激高し、胸部を踏みつけられる場面もあった。リーグはグリーンに対し20日に行なわれる第3戦の出場停止処分を科した一方、サボニスの出場は「大丈夫だろう」とブラウンHCは見ている。
シリーズ第3戦と第4戦は、ウォリアーズのホーム、チェイス・センターで開催される。敵地で2連敗を喫した王者がホームで巻き返すことが予想されるなか、ブラウンHCは選手たちへ“2つのP”を伝えたという。
「選手たちにはこう言ったんだ。『我々は2つのことをコントロールする必要がある。ひとつはフィジカリティ(Physicality)のレベル。レギュラーシーズンから高めていかなければいけない部分であり、我々はその部分で決して良いものではなかった』とね。
もうひとつ私が伝えたのは、『我々はペース(Pace)をもってプレーしなければならない』ということ。このチームは2つのPをこなしていかなきゃいけないと、私は選手たちへずっと言ってきた」
最優秀HCの下で自信をみなぎらせてプレーするキングスの選手たちは、ウォリアーズどころかウエストのどのチームにとっても脅威になっていると言えるだろう。このまま王者を押し切り、2004年以来の1回戦突破を果たせるのか。明日の第3戦はますます目が離せない展開となりそうだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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