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NBA

0勝3敗から3連勝したチームはすべて最終戦で敗退。今季のセルティックスはNBA史上初の大逆転劇なるか?<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.05.29

■2003年ポートランド・トレイルブレイザーズ(1回戦vsダラス・マーベリックス)
G1●86-96
G2●99-103 
G3●103-115
G4〇98-79
G5〇103-99
G6〇125-103
G7●95-107

 第6シードのブレイザーズはマーベリックス相手に、最初の3試合中2戦で2桁点をつけられ3連敗。だが、第4戦でマブズを79点に抑えて初勝利を手にすると、第5戦ではケガから復帰のスコッティ・ピッペンが巧みにゲームをコントロールし逆転勝ちを収め、第6戦では前半で26点差をつけて快勝し3連勝を飾る。

 第7戦は第4クォーター残り3分まで93-93の同点と勝利のチャンスがあったが、そこからマブズに14得点を奪われて万事休す。ブレイザーズは6人が平均2桁得点を記録し、シリーズ通算得点では709-702と相手を上回ったものの、ピッペンがヒザの負傷で2~4戦、ビッグマンのデイル・デイビスが鼠径部の張りで第7戦を欠場したのが痛かった。
 
 上記の3チームと今回のセルティックスの異なる点は、ホームコート・アドバンテージの有無だ。セルティックスにとって第7戦をボストンの熱狂的ファンの歓声を味方に戦えるのは大きなメリットと言える。また、セルティックスはこれまで第7戦で27勝9敗(勝率75.0%)、今季のカンファレンス準決勝(vsフィラデルフィア・セブンティシクサーズ)を含め、過去4試合はいずれも勝利しており、対するヒートは6勝5敗(勝率54.5%)、過去2試合は敗退というデータもある。

 セルティックスがリーグ初の快挙を成し遂げるのか、それともヒートが第8シードのチームとして99年のニックス以来となるファイナルに勝ち進むのか。運命の一戦は明日、ボストンのTDガーデンで開催される。

構成●ダンクシュート編集部

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