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NBA

アービングやグリーン、八村塁は残留し、ヴァンブリート、渡邊雄太らは新天地へ。FA交渉解禁初日の動き総まとめ<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.07.01

 ミルウォーキー・バックスから完全FAとなっていたジョー・イングルズとジェボン・カーターは、それぞれオーランド・マジック、シカゴ・ブルズへ移籍。今季途中からニューオリンズ・ペリカンズでプレーしていたジョシュ・リチャードソンはマイアミ・ヒートと2年契約を結び、5シーズンぶりの古巣復帰となった。また、ヒートはトレードでヴィクター・オラディポをオクラホマシティ・サンダーに放出している。

 そのほか、クリーブランド・キャバリアーズは今季フィラデルフィア・セブンティシクサーズに所属していたジョージ・ニアンと3年2600万ドルで契約。ミネソタ・ティンバーウルブズはトロイ・ブラウンJr.とシェイク・ミルトン、ボストン・セルティックスはオシェー・ブリセットと合意に至ったと報じられた。

 移籍組に対し、残留組の方がビッグネーム揃いだ。ゴールデンステイト・ウォリアーズはドレイモンド・グリーンと4年1億ドルで再契約(最終年はプレーヤーオプション)。これで来季もステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、グリーンのビッグ3体制が継続されることになった。
 
 今夏の去就が大きく注目されたカイリー・アービングは、ダラス・マーベリックスに3年1億2600万ドルで残留。また、マーベリックスはブルックリン・ネッツからセス・カリーも獲得している。

 そのネッツは制限付きFAとなっていたキャメロン・ジョンソンと4年1億800万ドルで再契約。併せて、ジョー・ハリスをデトロイト・ピストンズにトレードした。

 ブレイザーズはジェレミー・グラントを5年1億6000万ドルで慰留。バックスもクリス・ミドルトンを3年1億200万ドルで引き留め、それぞれデイミアン・リラード、ヤニス・アデトクンボの両エースをサポートする相棒役を確保した。

 ビール、クリスタプス・ポルジンギスの放出でチームを完全解体すると思われたワシントン・ウィザーズだが、カイル・クーズマと4年1億200万ドルで再契約。27歳のスコアリングフォワードを再建の軸に据えるようだ。また、チームはドラフト指名権との交換で、ガードのモンテ・モリスをピストンズに放出している。
 
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