『spotrac』によると、昨季ヒートの選手たちが欠場したのは計292試合。これはデトロイト・ピストンズ(294試合)に次ぐリーグワースト2位だった。
プレーオフに入ってからも、バックスとのシリーズでタイラー・ヒーロー、ヴィクター・オラディポ(現オクラホマシティ・サンダー)が離脱、バトラーもニックスとのシリーズで足首を痛め、その後はケガを押してプレーを続けてきた。
ファイナル敗退後、バトラーは「足首は大丈夫だ。俺たちが勝てなかっただけ」と口にしていたが、動きが制限されていたことは明白で、コンディショニングの面で苦戦したことは間違いない。
今夏にチームはドラフトでハイメ・ハケスJr.(UCLA)を指名し、ケビン・ラブと再契約を結び、FA(フリーエージェント)市場でセンターのトーマス・ブライアント、ウイングのジョシュ・リチャードソンと契約した。
だがゲイブ・ヴィンセントがロサンゼルス・レイカーズ、マックス・ストゥルースがキャブズへ移籍したことで、ガード陣が手薄に。ヒートへの移籍を志願しているデイミアン・リラード(ポートランド・トレイルブレイザーズ)を獲得したとしても、選手層の薄さは解消されないだろう。
それでも、バトラーとアデバヨという絶対的な主軸を擁するチームは、今季も“ヒート・カルチャー”を体現して覇権争いへ参戦してくるはずだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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プレーオフに入ってからも、バックスとのシリーズでタイラー・ヒーロー、ヴィクター・オラディポ(現オクラホマシティ・サンダー)が離脱、バトラーもニックスとのシリーズで足首を痛め、その後はケガを押してプレーを続けてきた。
ファイナル敗退後、バトラーは「足首は大丈夫だ。俺たちが勝てなかっただけ」と口にしていたが、動きが制限されていたことは明白で、コンディショニングの面で苦戦したことは間違いない。
今夏にチームはドラフトでハイメ・ハケスJr.(UCLA)を指名し、ケビン・ラブと再契約を結び、FA(フリーエージェント)市場でセンターのトーマス・ブライアント、ウイングのジョシュ・リチャードソンと契約した。
だがゲイブ・ヴィンセントがロサンゼルス・レイカーズ、マックス・ストゥルースがキャブズへ移籍したことで、ガード陣が手薄に。ヒートへの移籍を志願しているデイミアン・リラード(ポートランド・トレイルブレイザーズ)を獲得したとしても、選手層の薄さは解消されないだろう。
それでも、バトラーとアデバヨという絶対的な主軸を擁するチームは、今季も“ヒート・カルチャー”を体現して覇権争いへ参戦してくるはずだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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