そして「彼は毎晩、ジムで『自分がベストプレーヤーになれるんだ』と本気で信じて練習に取り組んでいる。とんでもない若手スターだよ。彼は今、まさに飛躍していると思う」と称賛していた。

　公称193cm・102kgのシューティングガードは、２年連続でプレーオフ進出を果たしたウルブズのトップスコアラーを務める有望株。そのエドワーズが、ブランドン・イングラム（ニューオリンズ・ペリカンズ）、ジェイレン・ブランソン（ニューヨーク・ニックス）らを差し置いて、今大会におけるアメリカ代表のエースの名を襲名したのである。
  　そのエドワーズは「最高に楽しかったね。超エキサイティングだった。僕らは15点差（実際は16点差）をつけられていた。あれこそまさに逆境だったからね」と逆転勝利を喜んでいた。

　アメリカ代表はエキシビジョンゲームを５戦負けなしで終了。2014年以来、２大会ぶりの金メダル奪回を目指し、25日にフィリピンのマニラで幕を開けるFIBAバスケットボールワールドカップ2023へ臨むこととなる。

文●秋山裕之（フリーライター）

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