加えて、フィールドゴール成功率59.0％、３ポイント成功率52.4％（平均1.6本成功）、フリースロー成功率93.8％と、高精度なショットも光る。

　カナダとの最終戦に向けてリーブスは「僕としては、どんな時でも同じインテンシティ、集中力で勝つためにコートへ出てプレーする。それは５対５の練習や決勝戦、３位決定戦であろうと関係ない」と口にしており、アメリカが勝利を収めるべく、３位決定戦でも必勝態勢でプレーしてくれることだろう。
  　NBA選手12名でロスターを形成するアメリカと、７名のNBA選手を擁するカナダは、すでに2024年パリオリンピックの出場を決めている。両チームは来年のオリンピックでも対戦するかもしれないだけに、その第１ラウンドとなる銅メダル獲得をかけた３位決定戦は、NBA選手たちによる激しい一戦となるに違いない。

文●秋山裕之（フリーライター）

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