５年目のシーズンを迎え、飛躍に期待がかかる八村だが、この日は精彩を欠いた。前半は第１クォーター残り６分７秒、今季初めてコートに立つも、最初に放った４本のショットはすべてミス。第２クォーター残り１分、ラッセルとのツーメンゲームから左手レイアップを沈め、ようやく2023－24シーズン初得点をマークした。

　後半は第３クォーター残り６分44秒にコートイン。残り６分にデイビスのミスショットをティップインしたほか、残り１分40秒にはトランジションから今季初ダンクを叩き込む。しかしドライブしても決め切れない場面が目立つなど低調なパフォーマンスが続き、勝負の第４クォーターは出番なしとベンチを温めた。
  　最終的なスタッツは、14分39秒のプレータイムで６得点（フィールドゴール３／10、３ポイント０／３）、３リバウンド。オフェンシブ・リバウンドに積極的に絡んだほか、ディフェンスではヨキッチやゴードン相手にフィジカルを活かして好守を見せたものの、全体的にはショットが不発で、数字としてはやや物足りない結果に終わった。

　今季初白星はお預けとなったレイカーズ。次戦は１日空いて26日、本拠地クリプトドットコム・アリーナでフェニックス・サンズと対戦する。今夏にデビン・ブッカー、ケビン・デュラント、ブラッドリー・ビールの超強力ビッグ３を結成し、渡邊雄太も所属する今季最大級の注目チームを相手に、どのような戦いを見せてくれるのか注目だ。

構成●ダンクシュート編集部

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