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バスケW杯

渡邊雄太、河村勇輝、富永啓生…熱狂生んだバスケW杯日本代表12人の今季序盤戦を一斉調査<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.12.08

西田優大(シーホース三河/24歳)
W杯:4試合/平均2.4分/0.5点/0.3リバウンド/0.3アシスト
今季:15試合/平均26.3分/11.1点/2.3リバウンド/1.8アシスト

ジョシュ・ホーキンソン(サンロッカーズ渋谷/28歳)
W杯:5試合/平均34.9分/21.0点/10.8リバウンド/2.0アシスト
今季:15試合/平均32.4分/17.8点/7.5リバウンド/2.6アシスト

原修太(千葉ジェッツ/29歳)
W杯:5試合/平均8.7分/0.0点/1.0リバウンド/0.0アシスト
今季:8試合/平均24.3分/6.3点/1.8リバウンド/2.0アシスト

 W杯で忘れてはならないのが、日本の大黒柱として獅子奮迅の働きを見せた“鷹ちゃん”ことホーキンソン。渋谷に移籍した今季もその献身性は変わらず、得点でリーグ6位、ブロックで3位に加えて、フィールドゴール成功率53.7%、3ポイント成功率42.5%とスタッツは軒並み高水準だ。6勝11敗で中地区6位のチームも、徐々に調子を上げている。

 代表では出番が限られた西田は、三河の新エースとして着実に経験を積んでいる。得点面ではまだ波があるものの、3ポイント成功率は44.1%でリーグ2位につける躍進ぶりだ。W杯後に両足の手術を行なった原は、10月29日に復帰を果たすも、11月30日の試合で今度は左手の第4中手骨を骨折し、再離脱を余儀なくされている。
 
井上宗一郎(越谷アルファ―ズ/24歳)
W杯:2試合/平均1.7分/0.0点/0.0リバウンド/0.0アシスト
今季:19試合/平均16.2分/4.5点/2.9リバウンド/0.8アシスト

吉井裕鷹(アルバルク東京/25歳)
W杯:5試合/平均20.6分/2.2点/2.2リバウンド/1.6アシスト
今季:16試合/平均10.2分/1.4点/1.3リバウンド/0.3アシスト

川真田紘也(滋賀レイクス/25歳)
W杯:4試合/平均6.4分/0.0点/1.0リバウンド/0.3アシスト
今季:15試合/平均16.2分/6.7点/4.2リバウンド/0.2アシスト

 トム・ホーバスHCに見いだされ、代表入りした井上、吉井、川真田は、それぞれの立場で成長を続けている。W杯でチーム5番目の出場時間を得た吉井は、強豪アルバルクでレギュラー奪取に挑戦中。タレント豊富なチームゆえプレータイムと個人スタッツはなかなか上がらないが、持ち前のガッツと守備力は健在だ。パリでも活躍を期待するファンは多いだろう。

 井上と川真田はともに今季はB2でプレー。W杯でチーム最少の出場時間に終わった井上は、4年目にして初めてローテーションメンバーとして戦うなかで、3ポイント成功率29.1%と苦戦気味。一方、この夏で名を上げた“マイキー”こと川真田は、11月以降の6試合で平均10.3点と数字を伸ばしており、今後の伸びしろも期待される。

 日本代表の次の試合は、来年2月22日と25日に行なわれるアジアカップ予選。そして4~5月の各リーグ終了後の7月27日に、決戦の地・フランスでパリ五輪を迎える。来夏のオリンピックではどのようなメンバーが揃うのか、シーズン中盤戦以降も注目していきたい。

構成●ダンクシュート編集部

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