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NBA

重鎮シャックが“顔面殴打”のグリーンを「彼はナイスガイ」と擁護。一方“被害者”のヌルキッチを「早く起き上がれ」と罵倒<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.12.18

「ドレイモンドは何もおかしくない。みんなドレイモンドをクレイジー扱いしているが、彼はクレイジーじゃない。ずっとこのようなプレーをして、チャンピオンシップを4回獲得している。彼は助けを必要としていると言われるが、そうじゃない。ドレイモンドはシーズンに何回テクニカルファウルを犯している?彼がレフェリーに詰め寄るのを何回見た?ドレイモンドがドレイモンドであるためには、こういうプレーをしなければいけないんだ」

 シャックは「ドレイモンドはナイスガイだ。リスペクトしているし、インテリジェンスも高い。犯した唯一のミスは、腕をあのように振り回して(ヌルキッチに)コンタクトしてしまったことだ。あれは間違った判断だった」と指摘。避けられたミスだったとしつつ、顔面を叩かれてしばらく倒れたままだったヌルキッチに関しては「俺がすごく嫌だったのは、あのビッグガイ(ヌルキッチ)がコートに倒れ込んでいたことだ。そのでかいケツを上げて、立ち上がれと思った。ファウルをもらいにいったんだから、すぐに起き上がれ」と厳しく罵倒した。
 
 シャックがグリーンを説明する上で挙げたのが、かつての“バッドボーイズ”の一員であり、シカゴ・ブルズではマイケル・ジョーダン、スコッティ・ピッペンとならぶ三銃士として1996~98年の後期3連覇に貢献した殿堂入り選手のデニス・ロッドマンだ。

「ロッドマンはキャリアを通してそうだった。殿堂入りするキャリアを築いた彼のやり方なんだ。ロッドマンはコート外でのトラブルも多かったが、ドレイモンドはそうじゃない」

 ウォリアーズのスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)が、「彼の人生に関わる問題」と表現した今回の乱闘劇。グリーンは改心して、再びチームを勝利に導くプレーを見せられるだろうか。

構成●ダンクシュート編集部

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