NBAでは2019-20シーズンまで、ジェームズ・ハーデン(ロサンゼルス・クリッパーズ)が6年連続でリーグトップのフリースロー試投数を残してきた。しかし今季を含めた直近4シーズンは、アデトクンボとエンビードのいずれかが最多本数を記録している。
今季からバックスを指揮するエイドリアン・グリフィンHC(ヘッドコーチ)は、ペイサーズ戦後に“グリーク・フリーク”をこのように称えていた。
「彼はアンストッパブルな選手。1対1ではガードできない。それに彼の周囲には非常に優れた選手たちが揃っている。だが結局は彼の存在なんだ。彼の才能に能力、勝利のために見せる信じられないほどの強い意志、そして彼は勝つためならどんなことでもやってしまうんだ」 211㎝・110㎏のアデトクンボはセンター並みのサイズにガードのような身体能力を備え、強靭なフィジカルも身につけたことにより、近年はアンストッパブルな存在となっている。
一方、213㎝・127㎏のエンビードはアデトクンボほどの速さはないものの、3ポイントまで決められるシュート力があり、フィジカルコンタクトにも強い。キャリアを重ねるごとにフリースローを獲得する技術も向上し、それでいて成功率も高く、相手にとっては非常に厄介な存在だ。
リーグを代表するビッグマン2人はともに29歳とキャリアの絶頂期を迎えているだけに、今後もハイスコアを叩き出す試合が多く見られそうだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
「これ以上何をしろって?」エンビード抜きでの大敗にマキシーが苛立ち爆発「俺が何点取ったか見てみろよ」<DUNKSHOOT>
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「タレントが揃っているから勝てる、みたいな空気を感じることがある」ヤニスがチームに警鐘「誰も何もくれたりはしない」<DUNKSHOOT>
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リーグを代表するビッグマン2人はともに29歳とキャリアの絶頂期を迎えているだけに、今後もハイスコアを叩き出す試合が多く見られそうだ。
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