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NBA

低迷するウォリアーズを見限るべきではない理由。元選手のクロフォードが語る「ステフがいる限り常にチャンスがある」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2023.12.22

 ウォリアーズは3連勝中ながら、20日終了時点でウエスタン・カンファレンス11位の13勝14敗(勝率48.1%)。プレーイン・トーナメント圏外に沈んでいる。

 とはいえ、10位のサンズ(14勝13敗/同51.9%)とは1.0ゲーム差、プレーオフに自動出場できる6位のダラス・マーベリックス(16勝11敗/同59.3%)とも3.0ゲーム差と、まだまだ逆転可能な位置につけている。

 20日に米メディア『FanDuel TV』の番組「Run it Back」へ出演した元選手のジャマール・クロフォードは、現役時代に何度も対戦してきたウォリアーズをまだ見限るべきではないと語った。
 
「あのチームのことを(優勝候補から)除外することなんてできない。ステフがいる限り常に彼らにはチャンスがある。ステフには内に秘めた活力があるんだ。彼はすべてを達成してきた。35歳になった今もなお力がみなぎっているんだ」

 キャリア15年目ながら、依然としてカリーがリーグトップレベルの実力者なのは誰もが認めるところだろう。本人は今季のチームがプレーオフで勝ち上がる“本物の脅威”となるには「僕らは程遠い。今はとにかく勝とうとしているところ」と話しており、今後の改善が必要なことは認めている。

 ただ、セルティックス戦の逆転勝利はウォリアーズが健在であり、カリーという男の底力を改めて知らしめる機会になったことは間違いない。

文●秋山裕之(フリーライター)
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