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国内バスケ

「その瞬間こそ、バスケを楽しむ」テーブス海&キング開が語る、プレッシャーとの向き合い方【アディダスアスリート・インタビュー】

ダンクシュート編集部

2024.01.29

オールスターにはBリーグの若手選抜の一員として出場した2人。キングは両チーム最多の30得点をマークした。(C)アディダスジャパン

オールスターにはBリーグの若手選抜の一員として出場した2人。キングは両チーム最多の30得点をマークした。(C)アディダスジャパン

――今回、2人はB.LEAGUE ALL-STARのRISING STARSとして選出されました。このALL-STARというものは、どんな価値を持つものですか?

テーブス:やっぱり、子どもの頃からNBAのオールスターを見てきていて、シーズンの途中ではありますが、選手みんなが楽しんで魅せるバスケをしていて、それを多くのファンが楽しんでくれるっていう素晴らしいものだと思いますし、本当にお祭り。試合なのでもちろん勝つために頑張るべきですけど、どちらかというと見てくださっている方々に楽しんでもらえるように、自分たちが積極的に楽しむものだと思います。

キング:今回初めて選んでいただいたのですが、僕も一緒で、NBAのオールスターを見て育ってきて、年に1度しかない本当のお祭りですよね。それを見て、心から楽しんでいましたし、今度はそれを届けなきゃいけない立場になってきたので、魅せるバスケを意識したり、普段やらないようなことにチャレンジしてみたいと思っていました。
 
――実際に行なわれたASIAとのゲームでは、3ポイントをなんと10本決め、30得点の大活躍でしたね。

キング:今までにない感覚を味わえたというか、やっぱりバスケは本当に楽しいなと心から感じましたし、それをたくさんの人に見てもらえたことはすごく幸せでした。本当に最高の舞台でしたね。

――今年はパリオリンピックも控えています。2人にとって、日本代表というのはどのような位置づけになりますか?

テーブス:間違いなく、パリ五輪に出たいという気持ちは強いです。去年のワールドカップは最後の方で代表から落選してしまって。そのすごく悔しい気持ちは忘れていないですし、それをバネにして、もし呼ばれたら貢献できるように、まずは目の前のシーズンをしっかりやり切ることだと思っています。

キング:いま現在で言えば、どちらかというと5人制よりも3×3の代表で出たいという気持ちは強いですが、もちろん、5人制で代表に入るという夢はずっと持っているので、それは決して諦めずに目指していきたいです。日本を背負って世界と戦うということは、選ばれた選手しかできないですし、そこは引退するまで絶対に諦めないでいたいです。
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