ただ、確かに好チームではあるが、ファイナル進出を目指すとなるとタレントが1、2枚足りない印象を受けるのも事実だ。案の定、下位のチームには安定した強さを見せているが、12月にはヒート、ロケッツ、シクサーズ、クリッパーズといった強豪に続けて敗れている。ナースHCは「過剰反応すべきではない」と言っていたが、現実を突きつけられたように感じたファンも少なくなかっただろう。
プレーオフでバックス、シクサーズ、セルティックス、ヒートら強豪の撃破を本気で狙うなら、何らかの補強は必須。それに関し、『トロントスター』紙のダグ・スミス記者が12月中旬、チームに必要な選手を具体的に示した。
「ラウリーとヴァンブリートの負担を軽減できるプレーメーカー」
「ガソル、イバカをサイズとリバウンド面で助けられるビッグマン」
このふたつの補強が実現すれば、ラプターズの行く手には希望の光が差す。大胆な策を厭わないマサイ・ウジリGMは、ノーマン・パウエル、2020年のドラフト1巡目指名権といった交換条件を使って、効果的な補強を実行できるのか。これまでのウジリとラプターズの行跡を見る限り、補強に動く確率は高いように思える。
おそらく、ラプターズは2月のトレード期限で注目チームになるだろう。そしてその先に待ち受けるプレーオフで、昨季に続き、再び大きな話題を集める可能性は十分にある。
文●杉浦大介
※『ダンクシュート』2020年2月号掲載原稿に加筆・修正。
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プレーオフでバックス、シクサーズ、セルティックス、ヒートら強豪の撃破を本気で狙うなら、何らかの補強は必須。それに関し、『トロントスター』紙のダグ・スミス記者が12月中旬、チームに必要な選手を具体的に示した。
「ラウリーとヴァンブリートの負担を軽減できるプレーメーカー」
「ガソル、イバカをサイズとリバウンド面で助けられるビッグマン」
このふたつの補強が実現すれば、ラプターズの行く手には希望の光が差す。大胆な策を厭わないマサイ・ウジリGMは、ノーマン・パウエル、2020年のドラフト1巡目指名権といった交換条件を使って、効果的な補強を実行できるのか。これまでのウジリとラプターズの行跡を見る限り、補強に動く確率は高いように思える。
おそらく、ラプターズは2月のトレード期限で注目チームになるだろう。そしてその先に待ち受けるプレーオフで、昨季に続き、再び大きな話題を集める可能性は十分にある。
文●杉浦大介
※『ダンクシュート』2020年2月号掲載原稿に加筆・修正。
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