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NBA

ドンチッチとの衝撃トレードについて「誰も知らなかったと言うけど、僕は信じてない」当事者のデイビスが胸中を告白<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2025.03.03

 また、PJ・ワシントンやナジ・マーシャル、スペンサー・ディンウィディーに加え、一緒にトレードされてきたマックス・クリスティーもいて、センター陣のダニエル・ギャフォード、デレック・ライブリー二世が戦列復帰すれば、デイビスは自身が希望するパワーフォワードでプレーすることも可能なロスターを形成している。

 マブズは3月1日を終えてウエスタン・カンファレンス9位タイの32勝29敗(勝率52.5%)だが、ウエストは今季も混戦模様のため、プレーオフへ自動的に出場できる6位のロサンゼルス・クリッパーズ(32勝27敗/勝率54.2%)とはわずか1.0ゲーム差。プレーイン・トーナメントを回避してポストシーズンへ駒を進めるチャンスは十分にある。
 
 シーズン中の移籍で、すぐさま新チームで主軸を務めることは並大抵のことではないが、マブズにはチャンピオンリング保持者のアービングとトンプソンがいるほか、昨季頂上決戦まで勝ち上がったことで大半のメンバーがファイナルで戦った経験を持つ。デイビスが復帰してさらに馴染んでいくことで、ウエストに新たな有力チームが誕生することだろう。

文●秋山裕之(フリーライター)

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