「もしあのチームがバトラーの代わりにデュラントを手に入れたとして、今のようなプレーができていたと思うかい? バトラーはスタッツなんて全く気にしていない。この先彼はシュートを(一度も)打たない試合も出てくるだろう。彼がこなしているのは2015年の(アンドレ)イグダーラそのものなんだ。『俺がディフェンスをやってやる。(俺の得点が)必要になればすぐ傍にいるぞ』ってね。大部分で、彼は(今の役割を)完璧に受け入れている。
それがデュラントだったらどうなっていたかわからないね。キャリアのこの時点で、彼にバトラーのこなしている“グルーガイ”の仕事ができたのだろうか」
シモンズが名前を挙げたイグダーラは2013年にウォリアーズに加入。攻守のバランスが取れたスウィングマンはスーパースターではなかったものの、縁の下の力持ちとしてチームを支え、2015、17、18、22年と4度の優勝を経験。今年2月には在籍時に着用していた背番号9がチームの欠番となった。
ウォリアーズはバトラーを獲得するトレードの見返りに、カリーに次ぐ得点源のアンドリュー・ウィギンズ(現マイアミ・ヒート)を筆頭に複数の選手を手放した。得点面でカリーへの負担は増している一方、それを強力にサポートしてくれる即戦力のベテランを補強できたことが奏功している。
ただ、ここ数試合でカリーに疲労が見えているため、今後は若手のクミンガ、そしてバトラーがスコアラーとしてエースをフォローする必要があるだろう。
1試合ごとの勝敗がシード順に大きく影響してくるレギュラーシーズン終盤。疲労が蓄積している時だからこそ、バトラーのような頼れるベテランがステップアップして相手の脅威になれれば、ウォリアーズは良い形でプレーオフに臨むことができそうだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
「得点やシュート本数なんてどうでもいい」新天地ウォリアーズで躍動するバトラー「俺は勝つためだけにここへやって来た」<DUNKSHOOT>
「俺たちは優勝する」バトラーを獲得したウォリアーズの王座奪還にグリーンは自信「彼が加入して“勝てる”と信じられるんだ」<DUNKSHOOT>
ウォリアーズ移籍で“制限”から解放されたバトラー。ヒートOBのウェイドは「今のジミーは鎖を解かれた野犬のよう」<DUNKSHOOT>
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ただ、ここ数試合でカリーに疲労が見えているため、今後は若手のクミンガ、そしてバトラーがスコアラーとしてエースをフォローする必要があるだろう。
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文●秋山裕之(フリーライター)
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