球団としては苦しい状況にあるとはいえ、初年度から絶対的なスターターとして毎試合プレーできるというのは、とてつもなく貴重な体験だ。
昨年のルーキーで2年目の今季はすでに中核選手のビラル・クリバリーがハムストリングのケガで今季を終えており、残り試合は彼らのさらなる奮闘が求められる。
12月にイーストの月間最優秀ルーキーにも選出されたサーの名前は、今年の新人王候補の話題にもちらほら上るようになってきた。
11~12月、そして1月と、2度の16連敗を喫しているウィザーズだが、このナゲッツ戦までの10試合は6勝4敗と勝ち越している。うち4勝はロードでの勝利だ。
「直近の10試合はすごく良い感じできている。この流れをキープしていきたい」
サーの言葉通り、少しでも良い流れでシーズンを終えることが、来季の浮上に向けての布石となる。
文●小川由紀子
“屈辱の試合”を経て本格化するウィザーズのドラ2新人アレックス・サー。その背景にあるのは慣れと自信、私生活の充実<DUNKSHOOT>
「僕に合っている」本命ウィザーズに入団したアレックス・サー。ドラ1リザシェイと正反対の道のりを歩んだ19歳がNBAに辿り着くまで<DUNKSHOOT>
「恥ずべき状態だ」元ウィザーズのピアースがリーグ最下位に沈む古巣を糾弾「解決すべき課題があまりにも多すぎる」<DUNKSHOOT>
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「直近の10試合はすごく良い感じできている。この流れをキープしていきたい」
サーの言葉通り、少しでも良い流れでシーズンを終えることが、来季の浮上に向けての布石となる。
文●小川由紀子
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