一昨季にウルブズで自己最高の平均4.8アシストを残したとはいえ、タウンズのキャリア平均アシストは3.2本で、特別パスが評価されているわけではない。ただ、ニックス加入後も時折鋭いパス捌きや鮮やかなノールックパスを披露しているように、パサーとしてのセンスはある。
ニックスは現在ボストン・セルティックスとのカンファレンス・セミファイナルを戦っている。レギュラーシーズンで4戦全敗だった相手に2戦連続で20点差をつけられるも、初戦を延長戦の末に108-105、第2戦も91-90で逆転勝利し、2連勝と最高のスタートでホームのマディソンスクエア・ガーデンへ戻ることになった。
ブランソンとOG・アヌノビーのオフェンス力、ミケル・ブリッジズのクラッチディフェンスでシリーズを優位に進めるニックスにおいて、タウンズは2試合を終えて平均17.5点、15.0リバウンドにフィールドゴール成功率51.7%と奮戦。アシストは1本、3ポイントは2本しか放っていない(成功ゼロ)が、自身の役割に徹して着実に遂行していると言えるだろう。
10日(日本時間11日)のシリーズ第3戦ではセルティックスの逆襲が予想されるが、タウンズには要所の得点だけでなく、チームメイトたちを活かすパス捌きも期待したいところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
マジック・ジョンソン——笑顔の“魔法使い”が掴んだ早すぎる成功と苦悩の日々【レジェンド列伝・前編】<DUNKSHOOT>
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10日(日本時間11日)のシリーズ第3戦ではセルティックスの逆襲が予想されるが、タウンズには要所の得点だけでなく、チームメイトたちを活かすパス捌きも期待したいところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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