成功率46.7%は決して悪くない数字なのだが、ウィリアムズはSGAのプレーがサンダーのオフェンスに支障をきたしたと指摘していた。
「彼はものすごくアグレッシブだったと思う。だって第1クォーターだけで10本(実際は12本)のアテンプトだったんだよ?別にそこが彼の特徴ってわけじゃないけど、あのチームはボールムーブメントによって成功を収めてきた。ボールをコートの前後左右でよく回し、みんながボールに触れている。そうすることによっていいショットが最高のショットに転じるものなんだ。
昨夜は込み合ったエリアでプレーし、トップから始まっていた。SGAがその起点になっていた。彼は超アグレッシブだったとは思うけど、それが裏目に出たのさ」
今季リーグベストかつ球団史上最高の68勝14敗(勝率82.9%)を記録したサンダーは、レギュラーシーズンで平均270.7本(リーグ25位)、プレーオフでもファイナルを迎える前の時点で平均256.6本(出場16チーム中11位)のパスを通していた。
しかし、ファイナル初戦ではペイサーズの350本に対してサンダーは207本と大差がつき、チーム全体のフィールドゴール成功率は39.8%(39/98)と低調に。
カルーソ以外は初の大舞台ということもあり、緊張していた部分もあったのだろう。ただ、それはペイサーズも同等で、パスカル・シアカムとトーマス・ブライアントを除けばロスター全員がファイナル初出場だった。
終盤まで勝敗がわからない激戦を演じた両チームが、中2日を空けた8日の第2戦で、どんなアジャストを見せてくるのか。初戦を1点差で落としたサンダーにとっては、ボールムーブメントがシリーズ初勝利を飾るためのカギを握ることになりそうだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
【画像】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!
「彼はものすごくアグレッシブだったと思う。だって第1クォーターだけで10本(実際は12本)のアテンプトだったんだよ?別にそこが彼の特徴ってわけじゃないけど、あのチームはボールムーブメントによって成功を収めてきた。ボールをコートの前後左右でよく回し、みんながボールに触れている。そうすることによっていいショットが最高のショットに転じるものなんだ。
昨夜は込み合ったエリアでプレーし、トップから始まっていた。SGAがその起点になっていた。彼は超アグレッシブだったとは思うけど、それが裏目に出たのさ」
今季リーグベストかつ球団史上最高の68勝14敗(勝率82.9%)を記録したサンダーは、レギュラーシーズンで平均270.7本(リーグ25位)、プレーオフでもファイナルを迎える前の時点で平均256.6本(出場16チーム中11位)のパスを通していた。
しかし、ファイナル初戦ではペイサーズの350本に対してサンダーは207本と大差がつき、チーム全体のフィールドゴール成功率は39.8%(39/98)と低調に。
カルーソ以外は初の大舞台ということもあり、緊張していた部分もあったのだろう。ただ、それはペイサーズも同等で、パスカル・シアカムとトーマス・ブライアントを除けばロスター全員がファイナル初出場だった。
終盤まで勝敗がわからない激戦を演じた両チームが、中2日を空けた8日の第2戦で、どんなアジャストを見せてくるのか。初戦を1点差で落としたサンダーにとっては、ボールムーブメントがシリーズ初勝利を飾るためのカギを握ることになりそうだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
【画像】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!
関連記事
- 26歳のSGAは「まだ全盛期を迎えていない」。NBAのOBたちがサンダーのエースをべた褒め<DUNKSHOOT>
- 「ものすごく速いチーム」ペイサーズへの警戒を強めるサンダーのSGA、カルーソは「走り切る準備をしておく必要がある」<DUNKSHOOT>
- 2012と2025、どっちのサンダーが強い?OBパーキンスが「今季の方が優位に立つと思う」と語った理由とは<DUNKSHOOT>
- 激闘を繰り広げたペイサーズとニックスに新たな因縁勃発?ハリバートンと大物俳優がコート外で“舌戦”<DUNKSHOOT>
- 選手、コーチが明かす“サンダーの強さの秘密”「このメンバーで一緒にプレーするのが本当に楽しい」<DUNKSHOOT>