ギリシャ代表でプレーするたびに、ヤニスはさらにバスケが好きになると語る。
「理由はよくわからないけど、毎年、代表合宿に合流して、みんなとバスケをするたびに、もっともっとバスケが好きになる。この環境とか、ロッカールームの雰囲気とか、チームメイトのことが好きなんだ。
トレーニングが終わったら、みんなとギリシャ語で近況を話し合ったりする。昔から自分を知っている、クラスメイトのような仲間たちだ。だから代表でプレーするたびに、僕のバスケ愛は強くなる」
チームの中には、常に良好なコミュニケーションが存在し、誰かがミスをすれば、それを互いに指摘して修正し合う健全な空気がある。
「自分たちは(マイケル)ジョーダンではないし、ヴァシリス・スパノーリスでも(笑)、コビー・ブライアントでもない。だから必ず、落ちてしまう瞬間がある。でもわかっているのは、起き上がる方法があることを知っていること。(グループリーグの)ボスニアに負けた瞬間から、次の試合では反撃した。トルコとの壮絶な戦いの後も、次の試合で挽回した。それは、仲間たちがいるからだ」
頂点には届かなかったものの、16年間のメダル枯渇を打ち破ったことは、チームにとって大きな第一歩となった。
とはいえ、ヤニスは今年12月に31歳。コアメンバーも30代半ばと、間もなく世代交代の時期が訪れる。
「いつかは金メダルを取れるステージに到達できるかもしれない。その時自分は、アシスタントコーチになっているかもしれないけど(笑)」
16年ぶりのメダル獲得は、彼らにとってゴールではなく、新たな始まりに過ぎない。ヤニスとギリシャ代表の挑戦はこの先も続いていく。
文●小川由紀子
「最初の数回は正直覚えていない」KGがヤニスを“認知”した日を回想「立ち振る舞いが本物で、スペシャルな存在に見えた」<DUNKSHOOT>
ヤニスが“カードコレクション愛”を熱く語る。現在狙うはウェンバンヤマのルーキーカード<DUNKSHOOT>
「まったく馬鹿げた話だ」ヤニスのトレード報道にバックス指揮官が呆れ「それを聞いていい気分になるわけがない」<DUNKSHOOT>
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チームの中には、常に良好なコミュニケーションが存在し、誰かがミスをすれば、それを互いに指摘して修正し合う健全な空気がある。
「自分たちは(マイケル)ジョーダンではないし、ヴァシリス・スパノーリスでも(笑)、コビー・ブライアントでもない。だから必ず、落ちてしまう瞬間がある。でもわかっているのは、起き上がる方法があることを知っていること。(グループリーグの)ボスニアに負けた瞬間から、次の試合では反撃した。トルコとの壮絶な戦いの後も、次の試合で挽回した。それは、仲間たちがいるからだ」
頂点には届かなかったものの、16年間のメダル枯渇を打ち破ったことは、チームにとって大きな第一歩となった。
とはいえ、ヤニスは今年12月に31歳。コアメンバーも30代半ばと、間もなく世代交代の時期が訪れる。
「いつかは金メダルを取れるステージに到達できるかもしれない。その時自分は、アシスタントコーチになっているかもしれないけど(笑)」
16年ぶりのメダル獲得は、彼らにとってゴールではなく、新たな始まりに過ぎない。ヤニスとギリシャ代表の挑戦はこの先も続いていく。
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