八村は第4クォーターに入っても、ビールのダンクにつなげたスティールや、体格で劣るレンとのポジション争いで互角に渡り合うなど守備面で奮闘。オフェンスでもダンクやレイアップ、さらにはアグレッシブなアタックでファウルを誘い、フリースローで着実に加点していった。
惜しむらくは7点ビハインドで迎えた残り33.6秒、ビエリツァのフレグラントファウルで得たフリースローの1本目をミス。ブルックスHCも思わず悔しがる場面があったものの、最後まで競い合ったことは言うまでもない。
勝利したキングスは、フォックスが31得点、3スティールと攻守で躍動。ボグダノビッチも21得点、ヒールドは17得点、5リバウンド、4アシストとオールラウンドに活躍したほか、ジョセフが14得点、ジャイルズは13得点に加え6リバウンド、レンが12得点、6リバウンド、バーンズも10得点をマークした。
一時は大量リードを溶かし、さらにウォルトンHCの退場もあったものの、代わりに指揮を執ったイゴール・ココスコフ・アシスタントコーチ(セルビア代表HC)の下、ボグダノビッチとビエリツァによるセルビアデュオ、そしてフォックスが冷静さを取り戻し、見事に立て直してみせた。
一方のウィザーズは、ビールがゲームハイの35得点に加え8アシスト、2スティールと奮闘。6本の3ポイントを決めたベルターンスが18得点、7リバウンド、トーマス・ブライアントは12得点、2ブロックをマーク。30分30秒プレーしたロビンソンは10得点、2スティールを奪い、出場時間帯における得失点差で両チーム最多の+22を記録した。
八村は30分13秒のプレータイムで、後半にあげた16得点を含む20得点、6リバウンド、3アシスト、2スティール。FG成功率は66.7%(6/9)、3ポイントは2本中1本沈め、フリースロー成功率も87.5%(7/8)と高確率でゴールを奪ってみせた。
試合前に八村はディフェンスについて「意識というか、気を引き締めてやっているので、良くなってきてるなと自分でも感じますし、今日もそこは気を抜かないでしっかりやりたいなと思います」とコメント。実際にこの日もセンターで起用されるシーンが多くかったなかで、ファウルトラブルに陥ることなく戦い抜いた。
ターンオーバーを2本記録してしまったものの、フリースロー試投数は自己最高の8本。積極性が光っており、試合には敗れたものの、攻防両面で見事なパフォーマンスを披露していたと言っていいだろう。この日の活躍は、確実に今後につながっていくはずだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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惜しむらくは7点ビハインドで迎えた残り33.6秒、ビエリツァのフレグラントファウルで得たフリースローの1本目をミス。ブルックスHCも思わず悔しがる場面があったものの、最後まで競い合ったことは言うまでもない。
勝利したキングスは、フォックスが31得点、3スティールと攻守で躍動。ボグダノビッチも21得点、ヒールドは17得点、5リバウンド、4アシストとオールラウンドに活躍したほか、ジョセフが14得点、ジャイルズは13得点に加え6リバウンド、レンが12得点、6リバウンド、バーンズも10得点をマークした。
一時は大量リードを溶かし、さらにウォルトンHCの退場もあったものの、代わりに指揮を執ったイゴール・ココスコフ・アシスタントコーチ(セルビア代表HC)の下、ボグダノビッチとビエリツァによるセルビアデュオ、そしてフォックスが冷静さを取り戻し、見事に立て直してみせた。
一方のウィザーズは、ビールがゲームハイの35得点に加え8アシスト、2スティールと奮闘。6本の3ポイントを決めたベルターンスが18得点、7リバウンド、トーマス・ブライアントは12得点、2ブロックをマーク。30分30秒プレーしたロビンソンは10得点、2スティールを奪い、出場時間帯における得失点差で両チーム最多の+22を記録した。
八村は30分13秒のプレータイムで、後半にあげた16得点を含む20得点、6リバウンド、3アシスト、2スティール。FG成功率は66.7%(6/9)、3ポイントは2本中1本沈め、フリースロー成功率も87.5%(7/8)と高確率でゴールを奪ってみせた。
試合前に八村はディフェンスについて「意識というか、気を引き締めてやっているので、良くなってきてるなと自分でも感じますし、今日もそこは気を抜かないでしっかりやりたいなと思います」とコメント。実際にこの日もセンターで起用されるシーンが多くかったなかで、ファウルトラブルに陥ることなく戦い抜いた。
ターンオーバーを2本記録してしまったものの、フリースロー試投数は自己最高の8本。積極性が光っており、試合には敗れたものの、攻防両面で見事なパフォーマンスを披露していたと言っていいだろう。この日の活躍は、確実に今後につながっていくはずだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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