専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
NBA

若手時代のシャックはマスコミ嫌いだった?高騰するサラリーへの持論と“苦い”マジック時代の思い出を語る

北舘洋一郎

2020.03.24

ジョーダン(左)は若手時代のシャック(右)を「未来は明るい」と称賛。(C)Getty Images

ジョーダン(左)は若手時代のシャック(右)を「未来は明るい」と称賛。(C)Getty Images

 当時、ジョーダンはチャールズ・バークレー(元フェニックス・サンズほか)を“爆走する小山”と例えたが、シャックは“爆走する大山”だ。アメリカではこのパワーあふれるマッチョなスタイルこそ王道。ジョーダンも「私が神から与えられなかった大きな身体を、すでに手にしているシャックの未来は明るい」と太鼓判を押していた。
 
「マジック時代はどんなに結果を出そうが批判された。レイカーズに移りチャンピオンシップを手にすることで、自分はジョーダンやマジックと同じステージに到達することができると信じていた」と語るシャックは、1997年に“NBA史上に残る50人”に、1990年以降にドラフトされた選手で唯一選ばれた。

 マジックからレイカーズに移籍した後のシャックの活躍を、あえて詳細に語る必要はないだろう。数々の栄光を手中に収め、コート内外で不世出の存在として、名実ともにNBAの超大物としてその名を刻むこととなった。

文●北舘洋一郎
 
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号