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NBA

名センターのマローンのほか、キッド、ペイトンら歴戦の名司令塔も多く背負った背番号2。“現役最高の2番”レナードは欠番として名を刻めるか?【NBA背番号外伝】

出野哲也

2020.05.27

 現役でもジョン・ウォール(ワシントン・ウィザーズ)、ロンゾ・ボール(ニューオリンズ・ペリカンズ)を筆頭にPGが多い。ウォールは高校、大学時代に背負っていた11番がウィザーズではエルビン・ヘイズの永久欠番だったので「何となくいい番号だと思った」との理由により2番を選択している。

 同じように、カイリー・アービングも高校時代は11番、デューク大では1番。クリーブランド・キャバリアーズ入団時に2番を選んだのは「特に理由はない」とのことだったが、“1+1で2番としたのでは”とも言われていた。キャブズ退団後に在籍したセルティックス、そして現在のネッツでは11番に戻している。
 
 アービングと同様に、今では変更してしまったものの、彼ら以外に2番を着けた経験がある現役PGにはエリック・ブレッドソー(バックス)パトリック・ベバリー(ロサンゼルス・クリッパーズ)、ゴラン・ドラギッチ(マイアミ・ヒート)らがいる。

 そして背番号2を背負った現役最大のスターはカワイ・レナードだろう。サンアントニオ・スパーズ、トロント・ラプターズ、そして現在のクリッパーズまで一貫して2番を着用。ただ、ファイナルMVPを2度受賞するなど実績的には申し分ないが、スパーズとは退団時にもめた経緯があり、ラプターズには1年しか在籍しなかったので、欠番となれるかは微妙なところだ。

文●出野哲也

※『ダンクシュート』2014年5月号掲載原稿に加筆・修正。

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