【センター】
ウィルト・チェンバレン
1936年8月21日生。216cm・113kg。
在籍期間:6シーズン(1959~65年)
成績:429試合、平均41.5点、25.1リバウンド、3.0アシスト
チェンバレンのウォリアーズ時代の成績は、冗談のような数字が並んでいる。入団した1960-61シーズンは平均37.6点、27.0リバウンドのいずれも1位で、新人王とMVPをダブル受賞。これは史上初の出来事で、その後も1969年のウェス・アンセルド(当時ブレッツ)しか達成していない。続く1961-62シーズンは平均50.4点、25.7リバウンドと凄まじいスタッツを叩き出し、空前絶後の1試合100得点もこの年に達成したものだ(1962年3月2日)。
1964-65シーズン途中でフィラデルフィア・セブンティシクサーズにトレードされたため、ウォリアーズに在籍したのは5年半だけだったが、平均41.5点、25.1リバウンドをマークしたプレーヤーを選出しないわけにはいかない。身長216cm、体重124kgは当時としては並外れた巨体であり、それでいて身体能力も極めて高かったのが、圧倒的な成績を残せた理由だった。
チェンバレンの得点ショーを客寄せとして利用するため、チーム方針として彼に積極的にボールを回していたのは事実。だが並外れた実力があったからこそ、これだけのスタッツを記録することが可能になったのだ。
文●出野哲也
【PHOTO】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!
ウィルト・チェンバレン
1936年8月21日生。216cm・113kg。
在籍期間:6シーズン(1959~65年)
成績:429試合、平均41.5点、25.1リバウンド、3.0アシスト
チェンバレンのウォリアーズ時代の成績は、冗談のような数字が並んでいる。入団した1960-61シーズンは平均37.6点、27.0リバウンドのいずれも1位で、新人王とMVPをダブル受賞。これは史上初の出来事で、その後も1969年のウェス・アンセルド(当時ブレッツ)しか達成していない。続く1961-62シーズンは平均50.4点、25.7リバウンドと凄まじいスタッツを叩き出し、空前絶後の1試合100得点もこの年に達成したものだ(1962年3月2日)。
1964-65シーズン途中でフィラデルフィア・セブンティシクサーズにトレードされたため、ウォリアーズに在籍したのは5年半だけだったが、平均41.5点、25.1リバウンドをマークしたプレーヤーを選出しないわけにはいかない。身長216cm、体重124kgは当時としては並外れた巨体であり、それでいて身体能力も極めて高かったのが、圧倒的な成績を残せた理由だった。
チェンバレンの得点ショーを客寄せとして利用するため、チーム方針として彼に積極的にボールを回していたのは事実。だが並外れた実力があったからこそ、これだけのスタッツを記録することが可能になったのだ。
文●出野哲也
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