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NBA

ロースターに空きを残すウィザーズ。地元メディアが紹介したプレーオフ進出への「補強候補」10人の現状は?

秋山裕之

2020.06.11

ウィザーズは守備に不安を抱えており、ディフェンス力に定評のあるシャンパートは重宝される可能性も。(C)Getty Images

ウィザーズは守備に不安を抱えており、ディフェンス力に定評のあるシャンパートは重宝される可能性も。(C)Getty Images

9.トレイ・バーク(ガード)
 アレン・アイバーソンを彷彿とさせる風貌を持つ27歳のスコアリングガード。インスタントスコアラーとしては平均以上の能力を持つものの、ウィザーズのバックコートにスコアラーはこれ以上不要。プレーメーカーとしても、ベテランのイシュ・スミスがいるだけに、ケガ人が複数出ない限り、ウィザーズ入りの可能性は低いか。

10.ジャスティン・アンダーソン(フォワード)
 昨夏FAとしてウィザーズと契約するも、開幕前に解雇された26歳。今季はネッツで3試合に出場したが、強いインパクトは残せず解雇。ウイングの層を厚くし、ディフェンダーとしては期待できるが、アウトサイドシュートの精度に不安があるだけに、残り1つのスポットとして契約するとは考えにくい。
 
 このなかでウィザーズが獲得する価値がある選手はカズンズ、シャンパート、ベルあたりか。ディフェンスに難を抱えるだけに、ペイントエリアで存在感を発揮する人材、あるいはウイングでストッパー役をこなせる人材をロースターに加えることができれば、シーズン再開後に貴重な戦力となるかもしれない。

 だがシーズン中断前の時点でローテーションが確立されていたため、この時期に新戦力を加えることはないのではないか。今後ケガ人が続出しない限り、ウィザーズは若手の育成を含めて現有戦力で“第二幕”に臨むことになるだろう。

文●秋山裕之(フリーライター)

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