エースのカイリー・アービング不在の44試合で、ネッツが勝率5割(22勝22敗)の成績を残すことができたのは、フル出場してチームを支えてきたディンウィディーのお陰だろう。独特なタイミングとステップで切り込む196㎝の長身ガードは、今季のネッツの命運を握っていると言っていい。
2年連続のプレーオフ進出を狙うマジックはここまで30勝35敗と負け越しているが、今季フルツが20得点以上をあげた試合で5勝1敗、10アシスト以上を残した試合でも3勝1敗と高い勝率を誇る。1月15日のレイカーズ戦ではトリプルダブル(21得点、11リバウンド、10アシスト)の活躍で大金星に大きく貢献。着実に成長を続けている2017年のドラ1はチームに不可欠な存在になりつつある。
オールスター後には平均36.5点とさらにギアを上げたビールだったが、ウィザーズは4勝7敗。今季10度も40得点以上を残すも、チームは1勝9敗と大きく負け越している。
ウィザーズがマジックとの5.5ゲーム差を縮めるためには、八村塁やシャバズ・ネイピアー、トーマス・ブライアントといった選手たちの奮起がマスト。高得点は当然として、ビールにはプレーメーカーとしてチームメイトの得点機会を演出する回数を増やすことが求められる。10アシスト以上を残した6試合でチームが3勝3敗と勝率5割を残していることは、このチームにとって重要な鍵となるかもしれない。
文●秋山裕之(フリーライター)
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2年連続のプレーオフ進出を狙うマジックはここまで30勝35敗と負け越しているが、今季フルツが20得点以上をあげた試合で5勝1敗、10アシスト以上を残した試合でも3勝1敗と高い勝率を誇る。1月15日のレイカーズ戦ではトリプルダブル(21得点、11リバウンド、10アシスト)の活躍で大金星に大きく貢献。着実に成長を続けている2017年のドラ1はチームに不可欠な存在になりつつある。
オールスター後には平均36.5点とさらにギアを上げたビールだったが、ウィザーズは4勝7敗。今季10度も40得点以上を残すも、チームは1勝9敗と大きく負け越している。
ウィザーズがマジックとの5.5ゲーム差を縮めるためには、八村塁やシャバズ・ネイピアー、トーマス・ブライアントといった選手たちの奮起がマスト。高得点は当然として、ビールにはプレーメーカーとしてチームメイトの得点機会を演出する回数を増やすことが求められる。10アシスト以上を残した6試合でチームが3勝3敗と勝率5割を残していることは、このチームにとって重要な鍵となるかもしれない。
文●秋山裕之(フリーライター)
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