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NBA

NBAかバルセロナか、それとも引退か…今季全休のガソルが現状と今後の展望について告白

小川由紀子

2020.10.12

 そしてその夏のNBAドラフトで、アトランタ・ホークスから全体3位で指名を受ける。彼の長いNBAキャリアの始まりだった。

 それから約20年間、スペインのファンが彼の勇姿を観られるのは代表戦のみだったが、再びブラウグラナ(青と槐)のユニフォームを着て、さらには2014-15シーズンから2年間シカゴ・ブルズで、そして昨季は短期間ながらバックスでもともに戦ったニコラ・ミロティッチとの共闘も実現するとなればワクワクものだ。しかも盟友ナバーロは、現在バルセロナのフロントの一員である。

 10月1日に開幕したユーロリーグ初戦、バルセロナは強豪CSKAモスクワに10点差をつけて今季1勝目をマーク。昨季は新型コロナウイルスの影響によりシーズン途中で打ち切りとなったが、3年ぶりのプレーオフ復帰を果たし、今季は優勝候補の一角との呼び声も高い。
 
「バルセロナはチャンピオンを狙えるだけの強力な陣容を備えている。ニコ(ミロティッチ)の加入は、ユーロリーグの歴史のなかでも最もインパクトのある移籍だった。それに今季、チームを率いるのはサラス(ヤシケビシャス)だ。でもそれだけじゃなく、アレックス(アブリネス/元オクラホマシティ・サンダー)や、ユーロリーグですでに実力を証明しているアメリカ人の(ブランドン)デイビスや(コリー)ヒギンスもいる。とはいえ、一朝一夕でチャンピオンになれるわけじゃない。しっかりと過程を踏むことが重要だ」

 このメンバーにパウが加わったバルセロナのロースターは、最高にエキサイティングだ。なにより、パワフルかつエレガントな彼のあのインサイドでのパフォーマンスが、もう観れないとあってはあまりにも残念すぎる。

 バルセロナであってもNBAであっても、彼が描いた青写真どおり、あと1年現役続行したのち、シニアで最初に金メダルを手にしたさいたまスーパーアリーナでキャリアの有終の美を飾る。その夢のシナリオが実現することを期待したい。

文●小川由紀子

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