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NBA

ラッセル、ハーデン、ロビンソンにジノビリ…NBA“ベストレフティチーム”を選定!<DUNKSHOOT>

出野哲也

2022.01.01

【センター】
ビル・ラッセル

1934年2月12日生。208cm・98kg
キャリアスタッツ:963試合、平均15.1点、22.5リバウンド、4.3アシスト

 バスケットボールにおいて左利きは、野球ほど明確なアドバンテージもなければ、ゴルフほど不利益を被ることもない。左右どちらの手でシュートを打とうが、リングの位置は変わらないからだ。

 ただし守備においては、右利きのシューターに対しては利き手が左のほうが守りやすい。左利きの好選手がセンターに多いのもそれが理由かもしれず、ロビンソン以外にもウィリス・リード(元ニューヨーク・ニックス)、アーティス・ギルモア(元ブルズほか)、ボブ・ラニアー(元デトロイト・ピストンズほか)らの名が挙がる。

 なかでも頂点に君臨するのが、史上最強のディフェンダーであるラッセル。攻撃面の数字が平凡であるため、ライバルのウィルト・チェンバレン(元ウォリアーズほか)より格下に思われることもあるが、周囲の選手を生かす能力ではるかに優っていたのは、セルティックスを空前絶後の8連覇に導いたことで証明されている。もともとは右利きで、「野球をするには左腕が有利」とおじから勧められて左手を使うようになり、結果的にバスケットボールで役に立った。
 
【シックスマン】
マヌ・ジノビリ

1977年7月28日生。198cm・93kg
キャリアスタッツ:1057試合、平均13.3点、3.5リバウンド、3.8アシスト

 “史上最高のシックスマン”として名前を挙げられることも多いジノビリが、当然左利き最高のシックスマンとなる。左利きの利点については「バスケットじゃ特別アドバンテージでもない。ディフェンスは多少守り慣れていないかもしれないけど、ユニークな動きができるわけでもないし」と語っていたが、本人のムーブはユニークすぎて誰にも真似できなかった。

 その芸術的かつ創造的な動きは“芸術を司る右脳が左手と結びついているからではないか”との考察も巡らされたほど。アルゼンチン出身、イタリアで腕を磨き、ドラフトでは57位の下位指名だったものの、2002-03シーズンにスパーズへ入団すると3年目にオールスター出場。先発でも控えでも、ベンチが求める仕事は何でもこなせる得がたい存在で、自己ベストの平均19.8点をマークした2008年にシックスマン賞を受賞した。

 そのほかブルズ後期3連覇時のメンバーで、1996年のシックスマン賞受賞者であるトニー・クーコッチも左利きだった。

文●出野哲也

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