【センター】
ビル・ラッセル
1934年2月12日生/208cm・98kg
キャリアスタッツ:963試合、平均15.1点、22.5リバウンド、4.3アシスト
史上最多の通算3880ブロックを記録したアキーム・オラジュワンをはじめ、カリーム・アブドゥル・ジャバー、最優秀守備選手賞に史上最多4回輝いたディケンベ・ムトンボとベン・ウォーレス、同3回のルディ・ゴベア(ユタ・ジャズ)ら、センターには錚々たる顔ぶれが並んでいる。だが、ラッセルこそ最高・最強の守護神であるとの評価は揺るぎない。
ボストン・セルティックスでの13年間で8連覇を含む11度の優勝を飾った究極の勝利者で、「ディフェンスこそ勝利のカギ」という風潮を生み出した。得意技は、現役時代にはまだ公式記録ではなかったブロックで、限定的なサンプルながら1試合に8~9本決めていたというデータが残っている。
ヘッドコーチのレッド・アワーバックによれば「ラッセル以前にはブロックをする選手などいなかった」とのことで、まさしく革命的な存在。キャリア平均15.1点の平凡な攻撃力でもMVP5回、ファイナルMVPにもその名を冠されている理由がそこにあった。
【シックスマン】
デニス・ロッドマン
1961年5月13日生/201cm・95kg
キャリアスタッツ:911試合、平均7.3点、13.1リバウンド、1.8アシスト、0.7スティール、0.6ブロック
日本でNBA人気が急上昇した1990年代のファンに「守備だけでスターになれる」ことを強烈に意識させた選手。ブルズ時代のPFのイメージが強いが、デトロイト・ピストンズで90、91年に2年連続で最優秀守備選手賞を受賞した頃は、主にSFだった。
身長201cmながら、シュートの角度などを計算したポジショニングと、ボールを掴むまで絶対に諦めない粘り強さで、92年から7年連続でリバウンド王のタイトルを獲得。リバウンド奪取率ではラッセルやウィルト・チェンバレンをも上回っている。平然とラフプレーをやってのけ、何を考えているかわからない不気味さも相手に恐怖感を与えた。
そのほかでは2球団で優勝3回のデニス・ジョンソン、 “ショータイム”レイカーズの守備の要マイケル・クーパーは80年代の名手。現役では16-17シーズンに最優秀守備選手賞を受賞し、「俺こそ史上最高のディフェンダー」と言い張るドレイモンド・グリーン(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)も、フロントコート3ポジションを守れる傑出した存在だ。
構成●ダンクシュート編集部
ビル・ラッセル
1934年2月12日生/208cm・98kg
キャリアスタッツ:963試合、平均15.1点、22.5リバウンド、4.3アシスト
史上最多の通算3880ブロックを記録したアキーム・オラジュワンをはじめ、カリーム・アブドゥル・ジャバー、最優秀守備選手賞に史上最多4回輝いたディケンベ・ムトンボとベン・ウォーレス、同3回のルディ・ゴベア(ユタ・ジャズ)ら、センターには錚々たる顔ぶれが並んでいる。だが、ラッセルこそ最高・最強の守護神であるとの評価は揺るぎない。
ボストン・セルティックスでの13年間で8連覇を含む11度の優勝を飾った究極の勝利者で、「ディフェンスこそ勝利のカギ」という風潮を生み出した。得意技は、現役時代にはまだ公式記録ではなかったブロックで、限定的なサンプルながら1試合に8~9本決めていたというデータが残っている。
ヘッドコーチのレッド・アワーバックによれば「ラッセル以前にはブロックをする選手などいなかった」とのことで、まさしく革命的な存在。キャリア平均15.1点の平凡な攻撃力でもMVP5回、ファイナルMVPにもその名を冠されている理由がそこにあった。
【シックスマン】
デニス・ロッドマン
1961年5月13日生/201cm・95kg
キャリアスタッツ:911試合、平均7.3点、13.1リバウンド、1.8アシスト、0.7スティール、0.6ブロック
日本でNBA人気が急上昇した1990年代のファンに「守備だけでスターになれる」ことを強烈に意識させた選手。ブルズ時代のPFのイメージが強いが、デトロイト・ピストンズで90、91年に2年連続で最優秀守備選手賞を受賞した頃は、主にSFだった。
身長201cmながら、シュートの角度などを計算したポジショニングと、ボールを掴むまで絶対に諦めない粘り強さで、92年から7年連続でリバウンド王のタイトルを獲得。リバウンド奪取率ではラッセルやウィルト・チェンバレンをも上回っている。平然とラフプレーをやってのけ、何を考えているかわからない不気味さも相手に恐怖感を与えた。
そのほかでは2球団で優勝3回のデニス・ジョンソン、 “ショータイム”レイカーズの守備の要マイケル・クーパーは80年代の名手。現役では16-17シーズンに最優秀守備選手賞を受賞し、「俺こそ史上最高のディフェンダー」と言い張るドレイモンド・グリーン(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)も、フロントコート3ポジションを守れる傑出した存在だ。
構成●ダンクシュート編集部