ペンシルベニア州フィラデルフィアで生まれ育ったウォーレスは「あの頃のNBAにやって来ることができたことを嬉しく思うね。俺たちはマジック・ジョンソン(元レイカーズ)とアイザイア・トーマス(元ピストンズ)、ラリー・バード(元ボストン・セルティックス)、ドクターJ(ジュリアス・アービング/元フィラデルフィア・セブンティシクサーズほか)を観てきたんだ」と語り、現代NBAのスタイルを非難していた。
「あの時代にプレーできたことが嬉しいんだ。あれこそ本物のバスケットボールだったからな。そこにはなんの仕掛けもなかった。俺にとって、今展開されているバスケットボールは巧妙な仕掛けばかりなのさ」
世界中のプロスポーツリーグのなかで、NBAは最も成功を収めているうちのひとつと言っていい。だがビジネスとして進化を続ける一方で、ウォーレスのようにもっと激しい展開を懐かしく思う人たちがいるということなのだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
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「あの時代にプレーできたことが嬉しいんだ。あれこそ本物のバスケットボールだったからな。そこにはなんの仕掛けもなかった。俺にとって、今展開されているバスケットボールは巧妙な仕掛けばかりなのさ」
世界中のプロスポーツリーグのなかで、NBAは最も成功を収めているうちのひとつと言っていい。だがビジネスとして進化を続ける一方で、ウォーレスのようにもっと激しい展開を懐かしく思う人たちがいるということなのだろう。
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