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NBA

今季2度目の無得点と沈黙した八村塁。オフェンス面で不振の理由は“ディフェンスでの貢献を意識しすぎ”?

秋山裕之

2020.03.09

リバウンドや守備に注力するのは立派だが、それらを意識しすぎるあまり得点が伸びないのではとの懸念も。(C)Getty Images

リバウンドや守備に注力するのは立派だが、それらを意識しすぎるあまり得点が伸びないのではとの懸念も。(C)Getty Images

 得点が伸びず苦しんでいる感は否めないものの、第4クォーター序盤にはファーストブレイクからユーロステップでディフェンダーをかわす鮮やかなムーブを見せるなど、オフェンス面で光るプレーもあった。リバウンド争いから何度もルーズボールに跳び込んだり、ヒートのパスミスを誘発するなど、ハッスルプレーでの貢献ばかりが際立っているだけに、「チームが勝利するために必要なこと」と判断して、ディフェンスに意識を集中しすぎているのかもしれない。
 
 ここ数試合の八村は、攻撃面において活躍できているとは言い難い。それでも、ディフェンスでの貢献度はチームトップと言っても過言ではないほど、献身的な働きを披露している。シュートタッチが悪いなかでも、自身にできる最高のパフォーマンスを見せているだけに、10日のニューヨーク・ニックス戦では必ずや質の高いプレーでチームの勝利に導いてくれるはずだ。

文●秋山裕之(フリーライター)

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