同日夜、ニックスの広報は自分たちの正当性を主張する声明を発表、“オークリーは非常に不適切で、完全に暴力的な振る舞いをしていた”とし、挙句の果てに“彼は偉大なニックであり、我々は彼に一日も早く救いの手が差し出されることを願っている。”などといけしゃあしゃあとのたまう始末。
結局、オークリーはガーデンを出禁となるが、黙って引き下がらなかった。ドーランとガーデンを相手取って、あの夜の対応や、ドーランがラジオのインタビューでオークリーを“アルコールの問題を抱えている”と語ったことに対し、名誉毀損であるとして訴訟を起こす。だが昨年、オークリーの敗訴に終わっている。(後編に続く)
文●大井成義
※『ダンクシュート』2020年12月号掲載原稿に加筆・修正。
【PHOTO】オラジュワン、ジョーダン、バークレー、ペニー……NBAの歴史を彩った偉大なレジェンド特集!
結局、オークリーはガーデンを出禁となるが、黙って引き下がらなかった。ドーランとガーデンを相手取って、あの夜の対応や、ドーランがラジオのインタビューでオークリーを“アルコールの問題を抱えている”と語ったことに対し、名誉毀損であるとして訴訟を起こす。だが昨年、オークリーの敗訴に終わっている。(後編に続く)
文●大井成義
※『ダンクシュート』2020年12月号掲載原稿に加筆・修正。
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