【シックスマン】
ヴィンス・カーター
1977年1月26日生。198cm・100kg
キャリアスタッツ:1541試合、平均16.7点、4.3リバウンド、3.1アシスト
スラムダンク・コンテスト:出場1回(2000年)、優勝1回(2000年)
ダンクだけならジョーダンやアービング以上との声も少なくなく、『スポーティング・ニューズ』のマイカ・アダムス氏いわく「レギュラーシーズンの普通の試合も、彼が出るだけでミニダンクコンテストに変貌した」。
90年代後半には注目度が下がりつつあったスラムダンク・コンテストが息を吹き返したのも、3年ぶりに開催された2000年のコンテストで、カーターが次から次へ超人的パフォーマンスを繰り出したのが大きな要因だった。ただし、コンテストに参加したのはこの一度だけ。97年の王者コビーもそうだったが、ジョーダンやウィルキンスのように何度も出場してくれていたら……と残念でならない。
ダンク王者に輝いた2000年は、夏のシドニー五輪でもフレデリック・ワイス(フランス)を文字通り“飛び越える”衝撃ダンクを見舞い、世界中を驚嘆させた。
30代に入ると次第にスーパースター級ではなくなったが、その代わり年々渋さを増していき、1990~2020年代の4年代にわたってNBAでプレーした史上初の選手に。多くのファンを魅了し、2年前にユニフォームを脱いだ
文●出野哲也
ヴィンス・カーター
1977年1月26日生。198cm・100kg
キャリアスタッツ:1541試合、平均16.7点、4.3リバウンド、3.1アシスト
スラムダンク・コンテスト:出場1回(2000年)、優勝1回(2000年)
ダンクだけならジョーダンやアービング以上との声も少なくなく、『スポーティング・ニューズ』のマイカ・アダムス氏いわく「レギュラーシーズンの普通の試合も、彼が出るだけでミニダンクコンテストに変貌した」。
90年代後半には注目度が下がりつつあったスラムダンク・コンテストが息を吹き返したのも、3年ぶりに開催された2000年のコンテストで、カーターが次から次へ超人的パフォーマンスを繰り出したのが大きな要因だった。ただし、コンテストに参加したのはこの一度だけ。97年の王者コビーもそうだったが、ジョーダンやウィルキンスのように何度も出場してくれていたら……と残念でならない。
ダンク王者に輝いた2000年は、夏のシドニー五輪でもフレデリック・ワイス(フランス)を文字通り“飛び越える”衝撃ダンクを見舞い、世界中を驚嘆させた。
30代に入ると次第にスーパースター級ではなくなったが、その代わり年々渋さを増していき、1990~2020年代の4年代にわたってNBAでプレーした史上初の選手に。多くのファンを魅了し、2年前にユニフォームを脱いだ
文●出野哲也