その中で今季の八村選手は引き立て役ではありますけども、デイビスやレブロンと一緒にプレーすること、そして彼らと一緒にプレーするためには何が必要かっていうことが、いよいよ腹落ちしてからのパフォーマンスが非常に高いと思います。だからこそ2月15日のユタ・ジャズ戦でキャリアハイの36得点を記録しましたし、32点取った3月28日のメンフィス・グリズリーズ戦では自己最多の7本の3ポイントを成功させました。
これまではキャリアの中では中間距離の2ポイントと3ポイントの日が1対1ぐらいの割合だったところを、今はミドルレンジ1本に対して3ポイントは2本ぐらいと2倍の頻度で3ポイントを放っています。常に3ポイントだけ打っていくとディフェンスも守りやすいですけど、八村選手はドライブする判断が良くなっているので、3ポイントを見せつつ、レブロンとデイビスの合わせで飛び込んでそこからのダンクとかバリエーションが多彩です。
こういった判断力とショットセレクションが向上して、レイカーズのオフェンスに上積みを作っています。それがレイカーズにとってすごく大きいことだと思います。
――プレーオフにおけるレイカーズのキーマンは誰でしょうか。
クリス:プレーオフではディアンジェロ・ラッセルが1番のキーマンです。オフェンスの爆発も彼が牽引しているところが多くあって、ラッセルの得点力がガクンと落ちるだけでチームの勝率も落ちると思います。そのラッセルに次いでカギを握るのが先ほどの八村選手の活躍です。
――なぜ八村選手がレイカーズで2番目にカギを握る選手なのでしょうか。
クリス:八村選手が先発に据えられてからの25試合は、フィールドゴール成功率が58.5%、3ポイン成功率が44.7%と本当に判断が良いです。自分が動いたときにパスをもらって、これまではオープンだったらそこで打つか打たないかだけだったところを、最近はディフェンスの動き次第でそこからパスを流すとかそういった幅にも広がっているので、八村選手の成長は凄まじいです。
そしてディフェンスの伸びしろを誰が一番持っているか考えた時に、年齢的に厳しいがレブロン自身がディフェンスをすることがひとつ目の伸びしろ。ふたつ目の伸びしろが八村選手だと思います。これが八村選手をラッセルに次ぐキーマンに推す理由です。八村選手は秀でたアスリートでNBAの中でも限られた選手しか持ってないような才能を持っています。オフェンス能力は折り紙つきで、どんどん成長を見せています。あとはNBAに入った時から期待されていた万能なディフェンダーに本当になれるかなれないか。八村選手にとって、進化が問われるプレーオフに大注目です。
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これまではキャリアの中では中間距離の2ポイントと3ポイントの日が1対1ぐらいの割合だったところを、今はミドルレンジ1本に対して3ポイントは2本ぐらいと2倍の頻度で3ポイントを放っています。常に3ポイントだけ打っていくとディフェンスも守りやすいですけど、八村選手はドライブする判断が良くなっているので、3ポイントを見せつつ、レブロンとデイビスの合わせで飛び込んでそこからのダンクとかバリエーションが多彩です。
こういった判断力とショットセレクションが向上して、レイカーズのオフェンスに上積みを作っています。それがレイカーズにとってすごく大きいことだと思います。
――プレーオフにおけるレイカーズのキーマンは誰でしょうか。
クリス:プレーオフではディアンジェロ・ラッセルが1番のキーマンです。オフェンスの爆発も彼が牽引しているところが多くあって、ラッセルの得点力がガクンと落ちるだけでチームの勝率も落ちると思います。そのラッセルに次いでカギを握るのが先ほどの八村選手の活躍です。
――なぜ八村選手がレイカーズで2番目にカギを握る選手なのでしょうか。
クリス:八村選手が先発に据えられてからの25試合は、フィールドゴール成功率が58.5%、3ポイン成功率が44.7%と本当に判断が良いです。自分が動いたときにパスをもらって、これまではオープンだったらそこで打つか打たないかだけだったところを、最近はディフェンスの動き次第でそこからパスを流すとかそういった幅にも広がっているので、八村選手の成長は凄まじいです。
そしてディフェンスの伸びしろを誰が一番持っているか考えた時に、年齢的に厳しいがレブロン自身がディフェンスをすることがひとつ目の伸びしろ。ふたつ目の伸びしろが八村選手だと思います。これが八村選手をラッセルに次ぐキーマンに推す理由です。八村選手は秀でたアスリートでNBAの中でも限られた選手しか持ってないような才能を持っています。オフェンス能力は折り紙つきで、どんどん成長を見せています。あとはNBAに入った時から期待されていた万能なディフェンダーに本当になれるかなれないか。八村選手にとって、進化が問われるプレーオフに大注目です。
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