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「ラ・リーガの左SBにとって悪夢に」 開幕戦で1G・1Aのバルセロナ新10番ヤマルを現地紙絶賛! 指揮官も「チームにとって大きな存在」

THE DIGEST編集部

2025.08.17

1ゴール・1アシストを決め、バルサの新10番の矜持を示したヤマル。(C)Getty Images

 現地16日、バルセロナのラミン・ヤマルが新シーズンの開幕戦で鮮烈な存在感を放った。

 気温が40度近くまで上がった猛暑のマジョルカで行なわれたラ・リーガ第1節は、前半だけでホームチームに二人の退場者が出る荒れ模様となったが、バルサの新「10番」は最後の最後まで集中力を切らさず、自らの力を示し続けた。

 定位置の右ウイングで起用された18歳は、対峙するヨアン・モヒカ、アントニオ・ライージョらを次々に突破。身体面の成長に加え、プレーの理解力も深まり、そして今シーズンから背負うエースナンバーの重みによって、進化を遂げていた。
 
 7分に絶妙のクロスでラフィーニャの先制ヘッドをアシストすると、33分には高速ドリブルを仕掛け、マヌ・モルラネスの退場を誘発。2-0で迎えた終盤の88分、89分にも強烈なシュートを放っていたヤマルは、試合終了直前の94分、得意のカットインから鋭い一撃をゴール左隅に突き刺した。

 試合後には、「トレーニングでも試合でも、ラミンはモチベーションが高い。チームにとってとてつもなく大きな存在だ」と、ハンジ・フリック監督も高く評価。また現地紙『SPORT』は、「今シーズン、ラ・リーガの左サイドバックたちにとって彼は、最大の悪夢となるだろう」と報じ、『AS』紙も「ラミンを本気にさせるのは愚策だ」と伝えている。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】新10番ヤマルが躍動! マジョルカ対バルセロナのハイライト
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