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海外サッカー

「最高の初陣」「破壊的な強さ」 開幕戦で5発大勝の新生インテルを伊紙が称賛! 新指揮官は「成熟の証だ」

THE DIGEST編集部

2025.08.27

開幕戦のトリノ戦でゴールを挙げたテュラム(左)とラウタロ(右)。

開幕戦のトリノ戦でゴールを挙げたテュラム(左)とラウタロ(右)。

 現地8月25日に行なわれたセリエA第1節で、インテルは本拠地サン・シーロでトリノ相手に5-0の大勝を飾った。

 クリスティアン・キブ新監督率いるチームは、優勝候補筆頭に相応しいプレーを開幕節から披露した。18分にアレッサンドロ・バストーニのヘッド弾で先制すると、マルキュス・テュラムの2発、さらに抜け目のないラウタロ・マルティネスによる相手DFのバックパスをかっさらってのスライディングシュート、そして新加入アンジェ=ヨアン・ボニーのダメ押し弾が決まり、危なげなく勝点3を獲得。早くも順位表のトップに立った。

 昨季は三冠の可能性を終盤まで残しながらも、失速してノンタイトルでシーズンを終了。チャンピオンズリーグ(CL)では決勝でパリ・サンジェルマンに成す術なく完敗(0-5)を喫した。サウジアラビア行きが決まっていたシモーネ・インザーギ監督は、その直後に後味の悪さを残しながら退任。クラブワールドカップではベスト16でフルミネンセに0-2で敗退と、次々にネガティブな印象を残したが、キブ監督は会心の勝利の後で以下のように語っている。

「我々は開幕戦にできるだけ良い状態で臨もうと努力してきた。選手たちは昨季に起きた出来事をすでに過去のものとし、今日はそれを証明してくれた。練習初日から誰もが、すぐに現実を受け入れ、負荷の高いトレーニングにも一切不満を口にせず取り組んできた。誰ひとり何も言わず、全員が頭を下げて懸命に働いてきた」

 さらにミルチェア・ルチェスク以来となるルーマニア人新指揮官は、「(この大勝は)成熟の証だ」と胸を張った。キャプテンのラウタロは『Inter TV』のインタビューで「クラブW杯の後、我々はチーム内で多くの話し合いをした」と明かし、「監督は我々を助けてくれた。全力で戦えるように後押ししてくれた。ボールを失ったらすぐに奪い返そうとする姿勢――これこそが新しい監督の下でのメンタリティーだ」と評した。
 
 ラウタロはまた、「初戦には満足している。ベンチから出てきた選手を含めて、チーム全員が闘志を燃やしていた。シーズンの始まりには、新たなエネルギーが生まれるものだ。我々は再び歩み出す強い意欲を示した。我々はインテルだ。常にトップに居続けなければならない」と、新シーズンに向けての強い意気込みを語っている。

『Gazzetta dello sport』紙は、キブが「インテルの監督としては、2003年のエクトル・クーペル以来となる、デビュー戦勝利を飾った外国人監督となった」事実を伝えるとともに、「最高の初陣」「インテルは破壊的な強さを見せつけた」と称賛。そして、この大勝の意味を以下のように指摘した。

「このトリノ戦は、インテルがシーズンを通してファンに見せたい姿を示す、意思表明の手紙のようなものだった。過去3シーズンで2度のCL決勝進出を果たした『古き柱』と、ボニーやペタル・スチッチのような強烈な存在感をもってチームに溶け込もうとしている新戦力の融合だ」

 試合前、インテルのサポーターグループは、チケットの高騰や「不当な扱い」への抗議として応援のボイコットを発表していたが、ピッチ上でのプレーはサン・シーロを大いに盛り上げた。ミランが2日前、昇格組のクレモネーゼに1-2の敗北を喫し、地元のサポーターから猛烈なブーイングを浴びた光景とは全く異なるものだった。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】圧倒的な強さを見せつけたインテルが5発大勝! トリノ戦ハイライト
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